こんにちは!
個別指導WAM木曽呂校の飯島です!!
こちらブログを作成中、大絶賛台風28号が太平洋をえっさほいさと北上中です。
夏場は湿度も相まって台風が来るとテンションが下がります…。
蒸し暑いのに雨で濡れた日にはもう二度と外になんか出てやるものかと思って生きてきました(笑)
そんな台風ですが、「なぜ夏場に来るのか」・「なぜ北半球に来るのか」をテーマにちょっとした解説をしてみたいと思います!
①台風とは
まずは台風について説明をします。
台風は気象庁の説明では「熱帯の海上で発生する低気圧「熱帯低気圧」のうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17 m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。」と定義されています。
熱帯低気圧はそのままの意味で熱帯で発生する低気圧のことです。
台風や雨の日はよく「低気圧で頭が痛い」と言いませんか?
これは低気圧によって人間の体内が普段の気圧よりも圧力を受けなくなることで膨張するため、圧迫された血管などから痛みが出るという症状です。
台風はこの低気圧が発達したものですから、いわば低気圧界のボスとも言えるでしょう(笑)
もちろん日本語なので日本語圏で通用する名称ですが、熱帯低気圧が夏場に多く、しかも日本を通過するように北半球に進んでいくのはなぜでしょうか。
②台風が夏場に発生する理由
台風は暖かい海の上で発生しやすいです。
台風のもとになる低気圧とは空気の塊のうち、密度が小さいものです。逆に高気圧とは密度が高いものです。
例えば、皆さんが通勤や通学の際、満員電車ととても空いている車両が隣り合っていたらどちらに乗り込みますか?
おそらく皆さん空いている車両に乗ると思います。同じ理由で、空気も低気圧に向かって集まる習性があります。
また、水分は蒸発することで気体になります。夏場には海水が太陽光でとても暖かくなるため、水蒸気ができやすいです。
したがって、湿度の高い海の上の空気が、低気圧に集まり、集まってくる空気の熱で更に強い勢いで水蒸気を集めるようになるため、台風は夏のように暖かい季節で発生しやすいんですね。
③台風が北半球に来る理由
台風の出来上がり方は②で説明しました。この台風が北半球に北上していく理由を説明していきます。
先程、台風は夏場に発生しやすいと言いました。
台風が発生する「夏」とはそもそも地軸の傾きによって、北半球と太陽の距離が近くなる時期です。
すなわち、夏は北半球で台風ができる時期でもあるということです。
出来上がった台風が南にいかない(南下しづらい)のは、風の影響があります。
地球には偏西風や貿易風など、地球の自転による風が常に吹いています。
また、この空気の流れは地球の緯度によってある程度規則的に吹く向きが固定されています。
この風ですが、赤道付近では赤道から南北に向かって風が吹いているため、風(空気の塊)によって移動する台風は
南に行こうとも跳ね返させるようにして北に行くしかないんです。
(北半球で台風ができる→台風が出来た場所から赤道とは反対向きに風が吹いている→北上するしかない)
上記のような理由で台風の時季や動きはある程度固定されているんですって。
日本人の先祖はよくもこのような災害の多い地を選んで住んだものですね。
今以上に設備のなかった古代中世の日本人には厳しい環境だったものでしょう。
今の日本があるのも、そうした災害に立ち向かってきた先祖代々のおかげだと痛感しますね。
話はそれましたが、まだまだ本年も台風による風雨の被害は出ると思います。
WAMでは送迎でいらしている方はもちろん、自転車で来ている方でも、危険であれば自転車は置いて帰ってもらって大丈夫です!安全が一番ですから。
振替など対応も十分可能ですので、悪天候や災害の際には無理して来なくても全然大丈夫です!
安全に気を付けて授業頑張っていきましょう!
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〈引用〉
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-1.html 気象庁/台風とは
https://www.jma.go.jp/jma/kids/kids/faq/a4_05.html 気象庁/なぜ台風が発生するの?