こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
この世の中はとても不安定で、明確な答えというモノは数少なくあります。ありとあらゆる事象や学問が実はとても中途半端な理解で、今後も完璧に解明がされることは無いでしょう。
例えば数学で言うと、円周率において2022年6月に100兆桁まで計算が為されたようですが、未だに割り切れておりません。
考古学において、様々な化石や壁画が発見されていますが、未だ明確な答えと言うのは発見されておらずあくまでも「予測」にとどまっております。
さて、この「有耶無耶」について。このような四字熟語を見聞きした方もいらっしゃると思いますが、「あるような、ないような」という明確な事柄ではない様子を言い表す四字熟語です。
ちなみに「曖昧模糊」も似た様な意味となります。「模糊」とは数字の単位となり、今は使われませんが、(10-13)つまり10兆分の1という事になります。また人間がこの世に生を持つ確率は模糊分の1とされています。つまり「曖昧かつ10兆分の1の確立」であるという何とも雲をつかむような、とても曖昧な様子を表した四字熟語です。
この「有耶無耶」と「曖昧模糊」とは、元々仏教の言葉で、「この世の中は明確な答えというモノが存在しない。諸行無常である」という事を表しています。
前置きが長くなりましたが、本題に入ります。我々人間と言うのは「明確な答え」が大好きです。例えば今日の晩御飯についても「今日はハンバーグだ」と言う方が気分が良いのです。
なぜなら、その「基準」がある事によってお昼ご飯を決められるからです。「今日の晩御飯はハンバーグだからお昼は控えめにしておこう」という判断が出来るという事ですね。
次回に続きます。
葛城市・大和高田市の塾
個別指導 Wam 磐城駅前校
黒田 裕亮
〒639-2164 葛城市長尾275-16 川西ビル1F
TEL : 0745-44-3779