教室ブログ

2024.08.06

【戒律を持って日々を生きる#5】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

前回は、戒律を取り入れた時「私が決めたことだから、別に他人が守らなくても大した問題じゃない」と言う感覚になる事が出来るというお話でした

 

ここで疑問に思うと思うのですが「一般的に正しいとされている「勉強」をしなさいというのは間違ってるんですか?」という事です。当然間違っていません。あなたが正しいです。

 

しかし、「正しさには段階がある」と思って下さい。グラデーションになっていると想像して下さい。正しい・間違いの様な二項対立的なモノの見方をしないでください。

 

「正しい」としても「どの程度正しいのか」や「時と場合」を考える必要があります。

つまり「今この瞬間に正しい事」をする必要があります。そして「時と場合によってはその正しいが正しく無いに変わる」瞬間を見極めて下さい。このような事を「諸行無常」と言います。

世は常ではない。世の中は常に動き続けており、瞬間瞬間で状況や環境が変わるという事です。なまじ一律で物事を考えるから「勉強が正しい」という固定観念があるのです。

 

震災が起きた時、「勉強しなさい」と言いますか?すぐに逃げなさい、ですよね?

家族で旅行する際「あなただけは勉強しなさい」と言いますか?かなり極端だと思います。

 

戒律を守るとは「自分のルールも相手のルールも尊重する」という事です。どちらか一方が正しいではありません。双方が納得するという土台の上で新たなルールを作るという事。その状態自体が「戒律を守る」という事です。

 

この「戒律」についてのお話はいかがでしたでしょうか?結局のところ「じゃあどうしたらいいんですか?」という事になりそうなので、一つだけ今日持ち帰って頂きたいことは「戒」とは「あなたが決めたルール」であるという事。世の中の様々な固定観念を「正しい」と判断したのはあなたです。つまり「みんなそうだから」ではありません。みんなそうだとしても「自分もそう」だと判断したのは「あなた」だという事を忘れないでください。

 

そして「律」とは、つまり「自分以外のルール」について、まずはそれを認め受け入れて下さい。そして尚も違うと判断する場合「自分も周りも納得するルール」を再構築して下さい。私が正しい、ではありません。あなたも周りも正しいのです。もっと言うとあなたも周りも間違っているのです。

 

もうこれ以上は感覚的なお話になりますから表現が難しいです。この内容に興味がある方は実生活に置き換えて考えてみて下さい。そして「実践」してください。実践無くしてこの「戒律」を理解する事は不可能です。

 

頭ごなしに否定して「私には必要が無い」と思う時、ともすれば「相手のモノ(価値観)を盗む」に同義になるかもしれません。

 

そうではなく「この人はこういう考え方をしているんだな」と思う程度で結構です。多様性とはそういう事なのです。

 

ありがとうございました。

 

葛城市・大和高田市の塾

個別指導 Wam 磐城駅前校

黒田 裕亮

〒639-2164 葛城市長尾275-16 川西ビル1F

TEL : 0745-44-3779

Mail : wam-iwakiekimae@hmgroup.co.jp

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