誰しも苦手科目はあるかと思います。ではその苦手科目、どのように向きあったらよいのでしょうか?
苦手科目ができるようになるメカニズムはある意味単純で、苦手科目に接する時間を増やすだけなのです。これまで多くの学生を見てきましたが、苦手科目ができない理由の多くは学習時間が不足していることです。学習時間が不足していることで以下の悪循環が起きているのです。
①学習時間が不足しているから、理解が深まらない。
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② 理解が深まらないから、問題が解けない。
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③ 問題が解けないから、テストで高得点が取れない。
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④テストで高得点が取れないから、学習する気になれない。
この悪循環から脱却するには「苦手と向き合うパワー」が必要です。最初は苦しい時間ですが、向き合うことができれば、突破口が見えてきます。問題は、その突破口が見えてくるまでの苦しい時間を耐えきれる強さがあるかということです。
では、その強さを得るためにすべきことは、得意科目を徹底的に伸ばすことです。
①得意科目を徹底的にやりまくる。
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②徹底的に学習したから、成績が上がる。
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③成績が上がるから、自己肯定感が伸びる。
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④自己肯定感が伸びるから、「この分野は負けない」という自信がつく。
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⑤自信がつくから、苦手分野にチャレンジする強い心が出来る。
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⑥強い心が出来るから、苦手科目にチャレンジするようになる。
ですから苦手科目を克服するには、まず得意科目を伸ばすのがいいと思います。