教室ブログ
夏季講習が始まっています。講師の方に準備いただいたポスティング用の”４日間無料の夏期講習チラシ”(7月末までのキャンベーン)が500部ほど残っていましたので、曇り空幸いと昼下がりに配付に出ました。子どもがいそうなお家を一軒々見定めながらですので、案外時間がかかります。
配付の道々考えていたことは、自分が子どもの頃の学習塾事情でした。新潟県の田舎に育った私は、塾の存在を高校生になるまで全く知りませんでした。高校に入学してからしばらく経ってから、テスト成績上位の常連たちのことがやけに気になりだしたのです。授業中の様子や課題提出は自分とほとんど変わりはしないのに、テスト成績が離されていくからです。そのうち、東大や一ツ橋大志望の友人たちとの会話から、どうやら帰宅後に勉強に通っている所があることを知りました。これが私の学習塾との”出会い”なのです。
冬場は雪に埋もれて暮らす私の生家から、遠い町中の学習塾に通うのは難しいこともあって、３年になってようやく通信添削講座を受講する程度でした。あの時、学習塾に通うことができていたら、自分は今どうなっていたのだろうと、この業界に入ってから頭をかすめる時があります。現代の子どもたちは、望めば学習塾通いできるのですから、良い時代に育っているなと思いますし、このことは、当塾に通い続けている生徒の成績の伸び具合からもよくうかがえる事です。一人一人が学びを自覚していく姿を目の当たりにできるのは、このうえない事だと感じる次第です。
夏休みには、一人一人公平に与えられた時間がたっぷりとあります。学習塾を有効に使う体験は、きっと子どもたちの行く手に影響を与えること必至ですね。
