こんにちは、個別指導Wam香川 東山崎校です。
梅雨明けから少ししか経っていないですが、連日の猛暑で早くもバテ気味です。熱中症警戒アラートが出ていても、できるだけ涼しい環境で水分や塩分をこまめに摂る以外これといった対処法があるわけでもなく、外にいれば数分で汗だくですよね。
新型コロナが再流行していますし、屋内外の温度差も体調不良の原因になりますから、この時期は特に注意したいところです。
さて、ほとんどの小中高が夏休みに突入しましたが、みなさんは長い夏休みをどのように過ごしますか?
勉強面では学校の授業が進まないこの期間が復習のチャンスと言われています。
長期休みでいえば冬休みや春休みも同様なのですが、約2週間と夏に比べて短い期間ですから、その間にできることは限られています。
まして受験生となると、冬休み以降は追い込み期ですからこの夏にどれだけ力をつけておくかが志望校合格への鍵になります。
今回、東山崎校では夏期面談においてお話したことの1つに「夏休みの計画作り」についてがあります。
お母さん、お父さんも学生時代学校の先生からプリントを渡されて夏休みの計画を書いた覚えがある方が多いと思います。
私も夏休み前に作った立派な計画を机の前に貼っていたのですが、計画通りに進んだためしがありません・・・。
では今更なぜ計画づくりについてお話するのかというと、目標を達成するために本人がやるべきことの全体像とそこに近づくためのペースをつかみやすくするためです。
夏休みは約6週間あります。最初の1週間はなんとなくダラダラと過ごしてしまい、宿題は少し手をつけただけ、2週目、3週目は友達と遊ぶ約束や地元のお祭りなどの楽しい時間で勉強は後回し、お盆に親戚が集まってにぎやかに過ごしていたら、残りは2週間です。
そろそろ宿題に取り掛からないと、と思いつつ「明日から頑張ろう」が数日続くと・・・
実はこれ、結構あるパターンではないでしょうか。
6週あるうちの何週目で何をどこまで進めるのか、遅れた場合にどう軌道修正するのかまで計画していれば夏休み後半になって慌てずにすむのですが、なかなか難しいですよね。
先日、ある高校生がこのお話をもとに「計画を作ってみました」と言ってくれたので聞いてみると、
「数学の苦手単元を中心に手持ちの問題集をチェックしたところ約600ページ」
「これを1日あたりの問題数で換算すると、毎日13問ずつ解いていけば夏休み中にできる」
というものでした。
1日に13問ならできないことはないですが、数学1教科だけでの計画ですから
「他の教科は?」「応用や難問だと時間が掛かるのでは?」という点が気になって、
・基本問題に絞って問題数を減らす
・その中で間違えた問題や解けなかった問題を数周くりかえす
ということを提案した上で、さらに講師からもアドバイスをもらうように言いました。
自分で立てる計画は「あれもやらないと」「こっちも気になる」などの心理から、ついつい盛だくさんになってしまいがちなんですよね。
ですから計画づくりにおいて大切なのは、
だと考えます。
例の高校生は帰り際に「ちゃんとできそうな計画になりました」と笑顔で教えてくれました。
夏が終わる頃には今よりもっと自信に満ちた顔が見られそうで、楽しみです。
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