教室ブログ

2024.07.30

【戒律を持って日々を生きる#4】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

前回は親が子に「友達と遊ばないで勉強しなさい!」と言っているシーンのお話でした。

 

よく考えて頂きたいのですが、「勉強」は大切です。しかし「友達と遊ぶ」のも大切なのです。その両方ともが大切にも関わらず、一方を制限してしまう。もっと言うと極端な方向に事を持って行ってしまう場合、戒律を破っていると同義であります。

 

戒律を守る方法とは「友達と遊ぶのは良いけど夕方には帰りなさい。帰って夕飯を食べたらお風呂に入る前の30分は勉強をしなさい」という事です。

 

つまり「親子のルールを決める」という事。そして「親も子も納得がいくルール」を決める事が大切です。この「双方が納得している状態」を目指す。

 

なまじ親が子の「上」に立ったような感覚がある場合、往々にして一方的な押し付けが起きます。つまり「私が正しい」という場所から動かないという事は、「相手が間違っている」つまり「相手のモノ(価値観)を奪う」と同義であるという事を言いたいのであります。

 

戒律の「戒」とは「自分ルール/マイルール」であるという事です。あなたの判断であなたが勝手に決めたルールなのです。

 

それを他者が守らないから「あいつが悪い」ではありません。#3のその事は分かりますよね?ヴィーガンのBさんが「私はヴィーガンだからお肉は食べないけど、これは私が好きでやっていることだ。」と言っているように、「その人は自分で勝手に決めたこと」なのです。それにも関わらず、周りがその通りにしないからと言って「あなたが悪い」ではありません。

 

しかし上記の「勉強の場合」人それぞれの価値観が大きく影響します。もっと言うと「勉強はするべきだ」という強い固定観念があるとき、「勉強を勧める私が正しい」という感覚を得る事が出来るのです。その感覚はとても気持ちよく、居心地の良さを感じるのです。そして、その感覚があたかも「正しい」と疑わず、ともすると他人がそうしない時、怒りが湧いてきます。

 

確かに「勉強をする事」は正しい行為です。しかし「勉強だけをする事」は果たして正しいのでしょうか?部活は?遊びは?休息は?

 

全て必要なのです。勉強「だけ」を勧めるが故に、親子のひずみが起きる場合がある事をどうか忘れないでください。

 

そして、実生活に戒律を取り入れた時「私が決めたことだから、別に他人が守らなくても大した問題じゃない」と言う感覚になる事が出来ます。そして尚も私が「知っている事」を他人に「情報提供するだけでいい」」という感覚になった時、人は他人を責める事をしなくなります。なぜならその必要が無いからです。

 

次回に続きます。

 

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