こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
前回は肉食のAさんとヴィーガンのBさんのお話でした。この二人ともが「私は正しい」という場所から動かない場合、それを非難し合った場合、必ず必ず「衝突」が起きます。
このAさんBさんが「戒律」を持って事を成した時「相手の価値観を否定しない」という事になります。つまり「みんな違ってみんな良い」という事が現実になります。
Aさんは「お肉も大好きだし野菜も大好き。ヴィーガンの方はお肉を食べないらしいけどそれはそれでいいじゃないか」という事です。
Bさんは「私はヴィーガンだからお肉は食べないけど、これは私が好きでやっていることだ。Aさんがお肉を食べても何ら気にしない」という事です。
つまり「多様性を認める」とはこういった心の動きを言います。「戒律」を守る事によって自分の価値観も否定しない、相手の価値観も認める。「私もあなたも正しい」と言う感覚になるという事です。
この「戒律」という事、それ自体の感覚と言うのは本当に大切です。
例えば親が子供に「勉強をしなさい」と言います。もちろん愛情が故の躾の意味ではとても大切でしょう。しかしそれが行き過ぎている場合。例えば、子供は友達と遊びたいのにそれを否定して尚も「勉強しなさい。晩御飯抜きにしますよ」なんて言うとします。
実はその発言、行動と言うのは「戒律を破っている」事と同義であります。子供は友達と遊びたい、つまり「他者との人間関係を構築したい」と思っているのです。
そんなこともつゆ知らず自分の「わがまま」の為に子供の自由を奪う事は戒律を破っているという事です。
「だったらどうしろと言うんですか!勉強させないと困るのは本人でしょう!」とお思いの方、その感覚は正しいのですが、間違っています。
次回に続きます。
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