こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
さて、では「仕事の丁寧さと速さ」についての解決策です。
それは「速さを優先する方法」です。つまり「丁寧さは一旦置いておいて、速さだけを追求する」と言う方法です。
これだけ聞くと「丁寧さはぞんざいな扱いをしていいのか」と思われるかもしれませんが、もちろんそうではありません。人間には固有の「スピード感」というものがあります。ある人はそれが「速い」と感じある人にはそれが「遅く」見える。これは物質的な速さと言うより「感覚」です。
「速さだけを優先する」とはつまり「一度そのスピード感を感覚的に味わってみる」という方法です。そのスピード感に飛び込んでみるという感覚です。Aさんの場合「丁寧さを手放し、まずはそのスピードだけに集中して作業してみる」という事です。
もしその事を真剣に行った場合、必ず失敗します、ぼろが出ます。しかしそれでいいという事なのです。
どういうことかというとAさんは「丁寧さ」つまり「完璧」を目指すが故にスピードを殺してしまっていました。
しかしスピードを優先した時、失敗しぼろが出る。人はそれを責めたり正そうとしたりしますが、そのような必要はありません。
その「速いスピード」に乗って出た「ぼろ」と言うのは「Aさんに必要な事」なのです。
Aさんはその必要な事をしたくない。なぜならその「ぼろ」に対して「未熟さ」や「劣等感」を感じるからです。「丁寧さ」という「正しさ」にすがり、ぼろを出したくない。だから「速さ」を意識しなくてもよかったという事です。
例えばAさんが経理の仕事をしていて、会社内の経費精算の作業をしていたとします。
数字との勝負ですから、一桁間違うだけで大問題。Aさんは「丁寧さ」を追求して時間を掛けたいわけですが、そうではなく「速さ」を優先して作業をするとします。
最初の頃は数字を見誤ったり見る行がズレたり、様々な失敗をするでしょう。しかしそれが「必要な事」だとしたらいかがでしょう?
この「速さだけを優先する方法」を実践するとき大切な事があります。それは「失敗を恐れない」こと、そして「失敗を糧に成長する覚悟」が必要という事です。それは並みの覚悟ではありません。そして周りの人間もその様子を見てあたふたするでしょう。
しかし、尚も「丁寧さと速さ」の両方を追求した時、時に必要な方法かもしれないという事です。
ちなみに一社会人のミスと言うのは実はたいした問題ではありません。なぜならその人が気づかなくてもその他大勢の人たちの誰かが気付くからです。何重にもフィルターが存在し、きっとどこかのタイミングで訂正されるからですね。
ですので社会人一年目の人達はどうか大いに失敗して下さい。(脱線しました)
次回に続きます。
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