こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
前回は「丁寧」さとは全て「感覚」である、と言うお話でした。
つまり、「<丁寧さ>と言うのはとても体のいい言い訳で、実は<速く作業する事が出来ない>ということを反省せず正当化しているに過ぎない。」という事。
社会人Aさんは「私は仕事がとても遅いんです。その理由は丁寧さを意識してちゃんとした仕事がしたいんです。だから速く作業を進める事が出来ません。どうすればいいですか?」というモノ。
このAさんは、何の悪気も無く本当に正しい事をしていると思って質問をしています。しかしどうでしょう。言い方を変えると「私は正しい事をしているんだ。だから仕事が遅くても仕方がない。」と自己主張をしていることに気付きませんか?
私はこのAさんを責めたり非難するつもりは毛頭ありません。気持ちも凄くわかります。丁寧さと言うのはとても大切です。しかし、前述した内容を踏まえるともう少し考慮できると思いませんか?
このAさんに何が起きているのかと言うと「丁寧さが正しい」と言う場所から動こうとしないという事です。つまり「思考停止」してしまっているという事ですね。
この様なお話は本当によくあります。Aさんも決して悪気があって言っているのではないのです。人間とは「正しい」事が大好きです。なぜならその「正しい」にすがっていると他の事を考えずに済むからです。未熟さや罪悪感を感じずに済むからです。
次回に続きます。
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