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2024.06.19

体系数学の理解が爆上がりする究極の勉強法

こんにちは。

WAM中板橋校です。

 

 

近隣にお住まいの中高一貫校生が何名か通ってくれていますが、

だいたいの生徒が

「数学のペースが速すぎてついていけなくなった…」

ということで塾を探し始めます。

 

 

そのペースが速い要因が、今回ご紹介する「体系数学」の単元配置によります。

 

 

 

この「体系数学」の攻略法についてご紹介します。

 

 

 

 

板橋区立の公立中に通う1年生は、

正負の数→文字と式→方程式→比例と反比例→平面図形→空間図形→データの分析と活用

と進み、2年生で

式の計算→連立方程式→1次関数→平行と合同→三角形と四角形→確率→データの比較

を習います。

 

 

 

大まかな流れとして、中1~中3の間は毎年

計算→関数→図形→文章題

と進むわけです。

 

特に、関数と図形の間には大きな違いがありますので、

計算と関数ができても図形が苦手な生徒というのが多数います。

 

 

 

一方、体系数学では、

中1と中2で「代数」「幾何」という科目に分かれます。

 

「代数」は計算と関数、「幾何」は図形を扱います。

 

 

科目が分かれるということは、

それぞれの科目でテストも行われることになります。

(この時点で公立中と比べて2倍の負担ですね)

 

 

中1の代数では

正の数と負の数→式の計算→方程式→不等式→1次関数 となっています。

 

 

一方、中1の幾何は

平面図形→空間図形→図形の性質と合同→三角形と四角形 となっています。

 

 

パッと見では「公立中の中1と中2が合体しただけ?」と思いますが(それでもペースは速いです)、

実はそれだけではありません。

 

 

「代数」では「数学Ⅰ」、「幾何」では「数学A」という、

高校で習う単元まで含まれているのです。

 

 

体系数学という教科書は、学習指導要領に示された学年とは異なる順番で進めていきますが、

その順番は非常に合理的です。

 

これまで学年ごとに分かれていた分野別を

一気通貫して学べるように構成されています。

 

 

ということは、一度つまづく単元があると、
あとで取り返しが非常に難しくなるということです。

 

 

 

 

体系数学の攻略としては、

 

1.教科書内容の徹底理解(練習問題、演習問題A・Bを解けるようにする)

2.『チャート式 体系数学』で問題演習

3.『体系問題集』で発展問題まで触れる

 

という順になります。

 

 

全てこの流れで勉強してください。

(理解が早い生徒はチャート式は省略可能)

 

教科書の理解無くして、

応用問題が解けることはありません。

 

 

また、いまの教科書の内容が難しい場合、

前の単元が理解できていない可能性が高いです。

 

勇気をもってさかのぼってください。

 

 

 

理解ができないところを放っておいたり、

何らかの事情で授業に出席できなかった場合、

あっという間に取り残されるのが「体系数学」の怖さです。

 

 

 

「教科書の中身もよくわからないよ~(涙)」という人は、

ぜひ個別指導WAM中板橋校など最寄りの個別指導塾に駆け込んでください。

 

今より勉強内容が簡単になることは絶対にありません。

 

 

一刻も早く教科書をかみ砕いて説明してもらって、

学校の授業に集中できる体制を作ることが大事です。

 

 

 

 

 

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