こんにちは、円座校の木村です。
梅雨時ですが、日中は既に夏の暑さが堪える季節になりましたね。
体調を崩しやすい時季ですからご注意ください。
さて、円座校では講師が授業のはじめに必ず生徒に聞くことがあります。
それは「学校の授業進度」と「その内容の理解度」についてです。
授業進度の確認は塾での予習内容が学校とどのくらいの差なのかを確認するとともに、テスト範囲の予測などをするためですが、授業の内容理解度については、学校の授業でどんな内容を学習したのか、どの程度理解できたのかを担当講師が把握するために必要です。
これらを確認した上で塾の授業に入るわけですが、ここ最近「数学が楽しい」という生徒が増えてきました。
なぜ楽しいのかを聞くと、一様に「分かるようになったから」という答えが返ってきます。
そんなやりとりをしている時、ふと、以前ある中学生が「数学は答えが合わないとストレスを感じる」と話していたことを思い出しました。
数学は他の教科に比べ自分で「できる・できない」がはっきりする教科なので、当然できると楽しいと感じますし、できないと嫌になりやすいと思います。
例えば自宅学習で数学の問題を解いたら、分からなかったり間違えたりしたところは正しい考え方・解き方を理解するため答え合わせの後に解説を読みますよね。しかしながら、それについて
・分からない問題の解説を読むと、なぜか知りたい箇所について書かれていない
・解き方で分からない部分が解説では省略されている
・解答例や解き方の説明が長くていまいち理解できない
という意見を塾生からよく聞きます。皆さんも同様に感じた経験がないですか?
私自身もそうでしたが、分からないから調べようとしているのに肝心な部分がはっきりと分かりやすく書かれていない、あるいは書かれていたとしてもその解説がよく理解できないなどがあると、一気にやる気が失せてしまいます。
ただ、考えてみてください。参考書や問題集の解説というのは一人ひとり違う「分からない部分」が「ピンポイントで、もれなく」書かれているわけではないんですよね。
例えば中学3年生の図形問題であれば、問題を解く過程で必要だったとしても小学校で習う三角形の面積の公式や分数の約分のしかたについてイチから説明している解説書なんてありません。
別の単元や前の学年で習った内容を忘れていたり、別の視点から見ていなかったりと同じ問題でも解けない理由は様々ですが、一人だとまず気付きにくいものです。
つまり自分では結局分からない原因すら【よく分からないまま】なので勉強自体が嫌になり、ますます「できない・解けない」という悪循環に陥ってしまいます。
だからこそ円座校では、その「できない」「解けない」になる前の「分からない」を解消し「分かる・できる」が実感できる、ということを大切にしています。
当たり前ですが、分からないまま嫌いになってから勉強するのと、分かる・できる自信をつけてから学校の授業やテストに臨むのとでは、結果について言うまでもないですよね。
分からないと感じることは何も悪いことではありません。
どこがなぜ分からないのか、を見つけてそこを解消することも大切ですし、そもそも学校で習う前に予習をしておくことで、分からなくならないようにしていけばいいわけですから、学校の授業進度や理解度の把握はとても重要なことなのです。
学校の授業内容が「分かる」と感じることで、それがだんだん「楽しい」という感情に変わってきます。
この「楽しい」は、さらに「できる」という自信につながって学習に良い循環を作るわけなんです。
円座校ではこれからも生徒の「勉強が楽しい」という声をたくさん聞けるように指導していきます。
お子様にとっての良い学習環境と良いサイクル(循環)のご用意については、ぜひ私たちにお任せください。
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担当 木村校舎長
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