今回のブログのテーマは、「学習の動機付け」です。
そもそも、何のために学習するのでしょうか?
この疑問を、みなさんは一度は抱かれたことがあるかもしれません。
私なりの回答は、「自分の専門分野を100%完璧にできるように、自分を訓練するため」です。
中卒で自分の専門分野に進むなら、義務教育に入ってから9年間学修します。
高卒なら12年間、大卒なら16年間、学校で学修することになるわけです。
どの専門に進むのであれ、みなさんは、その道のプロになる必要があります。
その修業は、学校卒業後に始まるのではなく、義務教育開始時から始まっていると考えていいと思います。
「国数英理社は、仕事に関係ないから、勉強する必要がない」と言う人がいますが、これらの科目の勉強は、どの道のプロになるにしても必要な“訓練”を提供してくれます。
例えば…
・サッカー選手であれば、ディフェンスをかわして、一発でゴールを決める力を養います。
・パティシエであれば、完璧な配分で原材料を混ぜ、コントロールし、自分の思ったとおりの洋菓子をつくる力を養います。
・ドクターであれば、検査データを正しく読み取り、正しく診断し、適切な治療を提供する力を養います。
みなさんの将来の夢は何でしょうか。
その道のプロというのは、人と比べてより上手くできる、という相対的なものではなく、
100%完璧に華麗に仕事のできる、絶対評価的なものだと私は考えています。
順位ではないのです。
勉強の目的を以上のようにとらえると、少しは、モチベーションが上がりませんか。
もし上がったのであれば、この記事を書いた甲斐があります。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。