教室ブログ
こんにちは、川越駅前校です。
本日は都内難関私立高校の１つ・早稲田大学高等学院 2024年度入学試験についてです。
１ 小問集合 （数と式・図形）
最初のさいころと２問目の図形は数の性質と相似の基礎的知識があれば解くことができます。(3)は考え方自体は難しくないものの、問われている意味が掴めないと正解にたどりつけません。要は2乗した数で考えて、n以下がどういう組み合わせでできるかを探せばよいのです。
２ 図形
最短距離と切断による立体の計量問題です。最終問題は面上の点だったので難しいと感じた受験生も多かったのではないでしょうか。切断のポイントは「向き合う面の切断線は平行になること」です。これを強く意識してどこに切れ込みが入るかをおさえれば問題ないのですが、これ自体が典型的出題でないためこういうタイプの対策も必要だったわけです。
３ 図形・比例と関数
切断問題が考えにくかったのに対し、こちらはいたって典型的かつ基本的な内容となっています。放物線と式の関係、台形の面積2等分はこのレベルの高校を受験するのであれば絶対におさえておくべき事項なので、次年度以降の受験生はぜひ学んでおきたいところです。
４ 資料の活用
この学校の特徴ともいえる確率・場合の数が最終問題でした。時間こそ要しますが、すべての場合を見つけられれば必ず正解できます。どういうときに条件を満たすかを整理してしっかり数え上げるという作業はどこの学校の入試でも必要なので、面倒くさがらず取り組みましょう。
