こんにちは。
Wam中板橋校です。
受験生にはできる限り模試を受けるように案内していますが、
大学受験生の、特に国公立大志望者にとってはかなり大変になっているようですね。
河合塾の全統模試では、
8:25から試験が始まり、最後のテストが終わるのが20:10です。
その間に9科目分の試験があります。
※河合塾HPより抜粋
いまや模試は体力との闘いでもあるわけです。
残念ながら模試当日は自己採点をしておしまいになるのも止むを得ません。
(ここで復習できる人が差をつけられるわけですけどね…!)
また、今の大学受験向けの模試は、
受験生の実力を測るのにあまり適していません。
共通テスト型模試も記述模試も両方難しすぎるので、
基礎が固まっていない人にとってはどこまでできているのかわかりにくいのです。
例えば英語。
英語の基礎といえば単語熟語と文法ですが、
共通テスト模試では長文問題とリスニング問題しか出ません。
英語であまり点数が伸びなかった場合、
問題が長文だけなので、単語熟語が原因なのか文法が原因なのか、
はたまた英文解釈が原因なのかがわかりません。
大学受験の長文問題は、長文問題を解く練習をしないと
なかなか得点を伸ばすことが難しいのです。
しかし長文読解は、受験勉強の中盤以降になるので、
この時期の模試で得点が出なくても落ち込む必要はありません。
この時期に模試を受けるときの意識としては、
最大90分という時間に慣れること、
どういう勉強をしていく必要があるか方向性を知る
ということです。
そして、模試というのは、最新の受験傾向を反映した問題集なわけです。
受け終わった後は翌日でもいいので必ず復習をしましょう!