WAM和歌山駅前校からです。定期テストが近づいてきました。今回は苦手な科目や嫌いな教科の克服についてかんたんにお話していきましょう。
一番手っ取り早い方法は、勉強の得意な友人に(ここが肝心ですが)楽しい雰囲気で教えてもらうことです。得意なものは教えるのも好きな場合が多いでしょう。ただ、なかなかそういう環境になかったり、いつも都合よく教えてくれるわけではないと思います。その場合は、やはり塾を利用することだと思います。一人で苦手な科目を勉強していても分からないことが多く効率が良いとは思いません。多少の費用はかかるかもしれませんが、勉強の苦手な人が塾や家庭教師を利用することは得策であり、担当の先生から進路その他の話も聞けるという副産物もあります。
二つ目の方法としてはベーシックのベーシックまで遡行してみることです。なかなか地道で面倒なのですが、急がば回れというように、いったん迂回して進めるほうが効果がある場合が多いです。分からない参考書や教科書を何度読んでも、中々理解できるようにはなりません。ここは思い切って一学年下の教科書や分かるところまで戻ってみることです。例えば高校数学が最初から分からなければ中学数学の参考書を引っ張り出して、理解できるところまで戻ってみることをお勧めします。
さて、苦手の克服について言ってきましたが、あえて克服しないというやり方もあります。少し拍子抜けするかもしれませんが、誰にでも好き嫌いはありますし、得意な科目があると思います。それは勉強だけに限ったことではありません。そこで得意な科目や好きなことへ今以上に力を注ぐことで、苦手をカバーしてしまうということです。高校生でどうしても国立大学に進学することを諦められない生徒でないならば、(はやいうちに)そういった選択肢をとることも想定しておいたほうがよいでしょう。得意な科目や好きなことに没頭することは、苦手な科目を頑張るのに比べたらはるかに容易です。
本日は以上です。