こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
前回は、「緊急事態に巻き込まれて可哀そうな人だな」ではなく、そのような人は「教養が足りない人なんだ」というお話でした。
またここで勘違いされそうなのですが「教養が足りない」から「悪い」ではないのです。教養が足りないのであれば身に付ければいいのです。しかしそれには相応の努力が必要です。
「じゃあその人は努力が足りないのか」と言われましても知りません。極端な物言いは喧嘩を吹っかけているのと同じですから、ほどほどにしてくださいね。
話をまとめますが、「規矩行い尽くすべからず」とは「規則・ルールを守りましょう。しかし守る事が正しいとは限らない。教養を持ってその瞬間の正しい答えを導き出しましょう」という事です。
善し悪しや0:100、好き嫌いや白黒の様な「二項対立」だけではないのが我々が住むこの地球です。
物事には限度がある。極論を避ける。0:100思考を手放す。もっと言うと「世の中はグラデーションで構成されている」という事です。このような行為・思考が「教養」を深めます。「中道」を目指すという事です。
そして「教養」を深めたい場合、まずは「知るところ」から始めましょう。我々は知らないことが多いです。「無知」によって大変苦労されている方、「無知」が故に問題を起こしている方がたくさんいます。
そして「知った」上で「自分で考える」段階が必要です。「規則は正しいけど果たして今の状況に沿っているのか」を考える。場合によっては規則を変える事を提案する必要があるかもしれません。
そんな時「私もそう思ってたんですよ」と言う人が現れます。気付いていても行動に起こせない人もいます。そんな時は、あなたの「教養」が役に立った証拠です。
その様な事を人間は繰り返しながらいろんなことを決め、進化発展してきたのです。
「規矩行い尽くすべからず」とはこの世の真理です。どの様な状況環境にも影響を受けない真理なのです。
空が青いように、空気が澄んでいるように、春になると花が咲くように。この真理を「知り」なおも練り上げ「教養」にしたとき、あなたの価値観や考え方が変わります。
どうか役に立ちますから取り入れてみて下さいね。
ありがとうございました。
葛城市・大和高田市の塾
個別指導 Wam 磐城駅前校
黒田 裕亮
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