こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
前回は、知識とは「ただ知っている」という事であり、知っているだけでは知恵のある人間とは言えない、と言うお話でした。世界の歴史において「知識人」と言うのは山ほどいました。「歩く図書館」と呼ばれるようなただ「知っている人」と言うのは五万といたのです。
しかし「教養のある人」つまり「悟りの境地に達した人」と言うのは本当にごく少数でした。2500年前、お釈迦様がいらっしゃったように悟りを開くという事は「教養を生み出す」という事です。
皆さんにも「目」がありますね。目は横並びです。「鼻」がありますよね?鼻は縦なのです。耳が顔の両サイドにあり、口が付いています。
この「当たり前」に「気付き」尚も「感謝する人」こそが「教養のある人」だという事です。
何だか難しい方向に話が言ってしまいましたが、もう少しお付き合いください。
話を戻しますが、「正しさは時と場合による。だったら何を基準に判断すればいいんだ?」の答えはつまり「教養」です。
あなたが得た「教養」を持って判断をしてください。それによって人と対立するのであれば「教養」を持って解決して下さい。「私が正しい」ではありません。「私も相手も正しい」のです。もっと言うと「私も間違っているし相手も間違っている」のかもしれません。
つまり「自分も周りの人も全員が納得いく正解」を「教養」によって導き出してください。
この時点で「そんな事無理だろ」とお思いの方。教養が足りません。この世の中は必ず「原因と結果」があります。結果とはつまり「答え」の事です。数学の問題に必ず解答が出来る様に、答えのない問題は世の中に存在しません。
ビジネスにおいても同様の事が言えます。所謂「マニュアル人間」になるな。つまり「決められたこと以外の事にも意識を向け、柔軟に対応しなさい」という考え方です。ここも「教養」の部分になります。マニュアルは「知識」です。丸暗記すれば最低限の仕事は出来ます。
しかし緊急事態が起きたとき、予測もしないことが起きた時、慌てふためきパニックになる。「そんな事態に巻き込まれて可哀そうな人だな」ではありません。「教養が足りない人なんだな」という事です。
次回に続きます。
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