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2024.03.21

英語ができない人は春にここだけやり直そう

こんにちは。

WAM中板橋校です。

 

 

 

最近、英語が苦手な中学生と高校生が増えています。

「他の科目はまあまあだけど英語が…」というお問い合わせが多いのです。

 

今回は、英語が苦手な中高生が急増している原因と、

勉強の仕方についてご紹介します。

 

 

 

 

まず、英語が苦手な原因は、

ずばり学習指導要領の改訂です。

 

いまの中学生や高校生は、

小学校で英語を算数や国語と同じレベルの科目として勉強していたり、

以前は高校で学んでいた単語や文法が中学に降りてきているなど、

覚える量が膨大に増大している世代です。

 

 

特に単語量の増加は著しく、

暗記が苦手であったり、勉強習慣の無い生徒にとっては大変な量です。

 

 

現在では、

小学校では600~700単語、

中学校では1600~1800単語(改訂前は1200単語程度)

高校では1800~2500単語(改訂前は1800単語程度)

を習得するカリキュラムになっています。

 

 

これまでと比較すると2倍近くの負担増です。

 

 

 

 

文法も、中1の1学期で「I am ~.」や

「How are you ?」「I’m fine, thank you. And you?」

などはやりません。

 

これらは全て小学校で習ってきています。

 

 

 

いまの中学校の教科書には、中1のUnit1のいちばん最初に

「I’m ~.」

「I often like ~.」

の文が混在しているのが現状です。

 

 

 

つまり、

小学校から学んできた単語と文法をきちんと習得していることが大前提

中学校の英語学習は始まっていくのです。

 

 

 

もし理解が不十分な単元があれば、

はるか前までさかのぼって勉強し直す必要があります。

 

 

 

高校でも、以前より覚える単語が増えているので、

学校の先生も毎週のように単語テストを課しているようです。

 

 

しかし、英語が苦手な生徒にあるあるなこととして、

高校で新出の単語はもとより、中学以前で習ったはずの単語さえ覚えていないというのがざらにあり、

その結果として教科書の文章さえ読めないという事態が急増しているのです。

 

 

 

 

 

断言しますが、語彙と文法の充実無くして英語の上達はあり得ません。

まずは基本的な文法と単語だけでも早く詰め込んでください。

 

 

 

 

3月から4月の間におすすめの教材をご紹介します。

 

 

○単語帳

『中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※単語はまず発音と意味だけ覚えてください。

スペルは書けなくても当面OKです。

 

 

○中学文法

『中○英語をひとつひとつわかりやすく』(学年に応じて進めてください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○高校文法

『高校基礎 英文法パターンドリル 』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間違えた単元は繰り返し解き直すことが

文法をマスターする鉄則です。

 

 

これらをがんばって1カ月覚えれば、

これまで抜けてきた基礎事項は一通り頭に入ります。

 

 

 

WAM中板橋校でも、英語が平均点を下回る生徒に推奨している教材です。

 

ぜひ春休み中に進めてください。

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