こんにちは!
Wam北郷校です!!
今日は、3月5日に行われた北海道公立高校入試の理科をレビューしたいと思います♪
全体観
物理・化学・生物・地学の各領域の配点は25点ずつ
大問1 小問集合
生物3問 化学3問 物理4問 地学2問
満遍なく出題されています。
また、用語も計算も基本的なものが多く、得点しやすかったのではないでしょうか。
アンモニアの性質に関して、空気より「軽い」とだけ覚えていた人は空気より「密度が小さい」にたどり着けなかったかもしれません。
単純に覚えるだけではなく、理解しながら覚えることも重要ですね!
大問2 生物
遺伝に関する問題(中3)
問1は無性生殖における遺伝と形質に関する記述問題。教科書レベルなので、無性生殖の特徴をおさえていればOK。
問2は細胞の観察に関する問題。これも定期試験などでよく出るオーソドックスな問題。書きやすかったと思います。
問5はKさんによる科学的探究をもとに細胞分裂の各過程における細胞数とそれが見られる時間が比例関係であることを仮定し、実験結果の考察に活かしていくという問題でした。計算も含め、やや複雑な問題だったと思います。
大問3 化学
水溶液に関する問題(中1・中3)
問1の計算問題は、ぱっと見複雑そうに見えますが、もともと50gの水があり、5gずつ物質を加えていくことがわかれば、簡単な問題です。
後は、質量パーセント濃度の計算をするのみ。
問2(1)はろ過の方法に関して。完全解答なのがきついですね…②③については定期試験でも問われるレベルなので、できた人は多いはず。
大問4 地学
台風・気圧に関する問題(中2)
問1は台風に関する定義などでした。特に(3)の台風が発達する条件については、教科書レベルだけど難しい手…という問題でした。
問2の台風の進路をかき加える問題は、与えられた表を基に考えなければならず、非常に難しい問題だったと思います。正答率も低いと予想されます。
大問5 物理
位置エネルギーと仕事の問題(中3)
問1(2)と問2は関連する問題ととらえて解くことができれば解きやすかったと思います。
問4は小球を同じ高さからはなしているため仕事自体は同じだと気づければ考えやすかったのではないかと思います。
大問2以降は、解答作成に対し求められているレベルは例年通り高かったです。
理科の本質を問われているような問題も出題されています。
実験や観察に関わる記述問題が昨年とほぼ同じ9問でしたが、作図問題は昨年の3問から5問に増えており、記述や作図で表現力を重視する傾向は高まってきています。
単なる一問一答レベルの対策だけでは、全く不十分です。
一問一答の知識は早く習得し、様々な問題を解くことで記述力や考察力を高めていかないと通用しないような入試になってきています。
理科が苦手な生徒さんは早めの対策をしましょう。
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