教室ブログ
最近、葬送のフリーレンというアニメが人気ということで見てみました。
（見たころには、「先生、古いよ」って言われるのでつらいですね）
そこで、
”なんで今更”って思っているでしょ？私は今の話をしているんだよ。
という名言があります。
ざっくり流れをいうと、
旅のおともを誘っても、いろいろな言い訳をして断られてしまうんです。
その時に、「”なんでいまさら”って思っているでしょ？…」というフレーズが出るんです。
これをきいたとき、私もハッとさせられました。
私たちはいろいろなことをあきらめて生きています。
挫折しながら生きているといってもいいかもしれません。
このアニメには、何百年も生きるキャラクターが出てきます。
そのキャラクターは、たびたび「人間の寿命は短い」といいます。
「たった１０年でしょ？」というんですね。
３０年、４０年生きてきた大人からすれば
子どもたちの１０年、１５年は短く感じます。
ですが、子どもたちにとってみれば、人生のすべてなんですよね
その人生の大半で挫折を味わってきた子どもたちも一緒なんです
諦めたくなるし、挑戦を恐れてしまうんです。
そこで、いろいろな原因を見つけたがります。
そうしないとつらいんですよね
「あんたは全然勉強してないでしょ！」とおっしゃる保護者様もいらっしゃいます。
「やってるよ！」という売り言葉に買い言葉でもめるパターンをよく見ます。
期待が大きいこともそうですし、一緒にいる時間のことを思い起こしてのことだと思います。
で、テストの結果をみると「やっぱやってないでしょ」となるわけですね
まぁ、確かにやってないということもあります。
でも、本人の「やった」とまわりの「やった」の基準が違うということもあります。
やっているのに成果が出ない
やっているのにやってないといわれる
そこで心が折れてしまって、もうやりたくないとなってしまうこともあります。
最初の面談でツンケンしていたお子様が、体験授業を受けたら笑顔で帰っていくんです。
それはなぜか
わかることが増えて、自信がつくからなんです。
”なんで今更”って思っているでしょ？私は今の話をしているんだよ。
今までがどうだったかも大事ですが、私は今からどうするかの話をします。
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