皆さん、こんにちは。先週は河津桜が咲いたなんて話で始まりましたが、今週はうって変わって寒さが逆戻り。
「三寒四温」とはよく言ったものだと感じています。
千葉県公立高校の入試も終わり、あとは4日の発表を待つばかりとなりました。入試から発表を待つ期間、もう既にやれることは無いので(というより、ここから何かをしたらまずいので)じりじりしながら日々過ごしています。
さて、ごり押しのシリーズ化「後輩になろう!」も7回目を迎えました。今回は第2学区の進学校として名高い「薬園台高校」(ヤクエンダイ)です。伝統の進学校なので「政治家」「小説家」などが目白押しかと思いきや、一流アスリートがいましたのでご紹介します。(以下、敬称略)
黒鳥文絵(元競泳選手)
「ヤクエンダイ」入学直後の8月、400メートル個人メドレーで当時の日本新記録を樹立、1996年アトランタ五輪に出場した名スイマーです。現在は県内私立高校で社会科教諭を務める傍ら、水泳部のコーチもしています。TVの水泳解説にも出演しています。
上田栄治(サッカー指導者)
「ヤクエンダイ」から大学に進学後、現在の湘南ベルマーレの前身「フジタ」に進み、選手として2度天皇杯を制しています。日本代表経験はありませんが、凄いのは現役を引退した後です。あの、チームのスカウトとしてあの中田英寿選手を獲得した後、ベルマーレの監督を務め、1999~2002年には日本人初の海外A代表監督としてマカオ代表監督、2003年~は日本女子代表(なでしこジャパン)監督としてW杯、アテネ五輪に出場しています。現在は日本サッカー協会特任理事女子委員長を務めています。
佐藤信人(プロゴルファー)
現在、ソフトな口調のゴルフ解説者としてTVでその姿を見ることができますが、現役時代はゾーンに入ったかの如く勝ちまくり、賞金ランキング2位まで行った名選手です。ツアー通算9勝。うち、2000~2002年は日本プロ選手権、日本プロマッチプレー選手権、日本ゴルフツアー選手権のメジャー3勝をあげました。実は2000年の日本オープンが行われたとき生観戦したことがあるのですが、ショットの前後はニコニコしていて歩いている時も朗らかな感じだったのですが、ショット前の集中している時は殺気にも似た凄みを感じました。一流のプロのメリハリの付け方は凄いなーと思ったのを覚えています。
スポーツの名門校でなくてもこうしてプロの世界で活躍する卒業生がいる「ヤクエンダイ」
文武両道の伝統校を感じさせますね。
それでは今回はこの辺で。