皆さん、こんにちは。Wam三咲校の大國です。
今年は暖かいのでしょうか。近所の河津桜がもう咲き始めました。春はすぐそこまで来ていることを実感しています。
「サクラサク」と言えば、千葉県公立高校入試がいよいよ明日に迫りました。Wam三咲校のみならず全受験生の大健闘を
お祈りします。
さて、入試を明日に控えた今回の「後輩になろう!」第6回は県立千葉高校、通称「ケンチバ」編です。言わずと知れた千葉県の雄。今年も1.58倍の高倍率となりました。野球で甲子園出場、ラグビーで花園出場もしている文武両道の名門校です。伝統校だけあって、昭和~平成の名優、ベストセラー作家だけでなく教科書にも載っている歴史上の人も輩出しています。(以下、敬称略)
宇津井健(俳優)
「ザ・ガードマン」「赤いシリーズ」「渡る世間は鬼ばかり」等人気ドラマシリーズで活躍した名優です。「ゴクセン」にも出演していました。渋くてダンディーな演技が印象的でした。2014年に亡くなった際には「ザ・ガードマン」のモデル企業となったセコムから追悼のコメントがが出ていることからも、人柄の良さを感じさせられます。
市原悦子(俳優)
ケンチバ在学中から演劇に目覚め、決まっていた銀行に就職せずに俳優座養成所に入所、「まんが日本昔ばなし」
の声優、ドラマ「家政婦は見た」などなど長期シリーズの出演が多かった名優です。
個人的には「日本の家政婦さん=市原悦子」というイメージを持ってしまったほどのはまり役でした。
「こーしちゃいられないよっ!」の名ゼリフは忘れられません。
海堂尊(医師・小説家)
現在国立放射線医学総合研究所病院に勤務するかたわら、「チームバチスタの栄光」で第4回
「このミステリーがすごい!」大賞を受賞、山本周五郎賞なども受賞し一躍ベストセラーの
仲間入りを果たしました。
石井菊次郎(外交官)
大正期に活躍した外交官で第二次大隈重信内閣では外務大臣、国際連盟設立時には日本代表を務めました。
高校教科書にも載っている中国問題に関する日米合意「石井-ランシング協定」の「石井さん」はこの人です。
さすが「ケンチバ」。歴史の長さを感じる卒業生の面々でした。今年、ケンチバ生になる新入生からはどんなOBが輩出されるのでしょう。楽しみです。
それでは今回はこのへんで。