こんにちは、川越駅前校です。
本日は都内最難関国立高校の学力検査問題を紹介します。
2024年度 筑波大学附属駒場高校
例年通り
[1]比例と関数
[2]数と式
[3]図形
[4]図形
という構成となっています。
[1]:2次関数のグラフと面積です。図形のイメージは容易で最終問題まで無理なく解けるレベルですが、四角形の面積はやりよう次第で計算がやや手こずるので注意です。
[2]:二次方程式と係数による解の変化を問うものでした。解の公式はもちろん、有理数とはどういうものかといった基礎事項をしっかりおさえておけばすべての場合の数はすぐに分かります。
[3]:平面図形は角度をメインに求める新傾向のタイプで、ぱっと見では戸惑った受験生もいたことでしょうが、補助線をヒントに要点を掴めれば完答できる良問です。
[4]:展開図から立体をイメージし、そのなかの4点を選んでできる三角錐の体積を求めるという出題でした。類題を解いたことがあるかどうか経験に左右される内容ですが、基礎事項をしっかり理解していれば充分対応できます。
どれも標準的な難度ではありますが、45分という時間を考慮すると立ち止まっている暇はないので、解きやすいものから手をつけるという戦略も必要です。
来週は都立、県内の学力検査です。受験生のみなさん、万全の状態で試験に臨みましょう。