こんにちは。WAM和歌山駅前校からです。
高3生で国公立大前期試験を控えている生徒は過去問と格闘している最中かと思いますが、高校2年生でも志望校の赤本(大学過去問)に目を通したことのある人はいるでしょう。
大学入試は、科目は勿論のこと、学校によって出題分野や形式が大いに異なります。例えば国公立大学の二次試験は記述試験がメインですが、私立大学はマーク式が大半となります。マーク式ではやさしい入試問題を課す大学も多いのですが、下手な記述試験よりも手強いマーク試験を課す私立大学も一部残っています。記述試験となるとそれこそ千差万別であり、一般的には難関大学ほど二次試験の配点が高く、問題も難しくて特色があります。
国私立ともに、どこの大学も独特の問題傾向や特色があり、それは偏差値だけでは推し量ることができません。今くらいの時期ですと、なかなか実際には歯が立たない高2生も多いと思います。それでも、じっくりと問題を眺めてみて、その雰囲気を味わっておくだけでも収穫はあるかと思います。
たいていの大学の過去問は、教学社から出版されており、全国で500を超える大学を網羅しているようです。具体的な配点や近年の倍率などの詳細も記載されていますから、それらも正確に把握しておくことです。いたずらにテクニックに走っていないのが、教学社の赤本の売りなのですが、メジャーな大学以外は英語の解答で和訳が省略されていたり、数学も簡易な解答で終わっているケースがあるのは唯一の難点です。
高3生なって(例えば夏以降など)本格的に赤本に取り組む際は、やはり個別で対応してもらうことが必要であり、そこで浮き彫りになった弱点や間違えた部分は、念入りに見直して早急に修正しておくことが大事でしょう。
本日は以上です。