教室ブログ

2024.02.07

広島大学二次試験英語について

みなさん、こんにちは。

国公立大学の二次試験まで、3週間を切りました。高3生の皆さん、二次試験対策は進んでいますか?今日は、生徒も受験する広島大学の二次試験英語についてお話します。広島大学の二次試験英語は大問4問で構成されています。大問1が長文要約問題、第2問が長文読解問題、第3問がテーマ英作文、第4問がグラフや表から読み取れる内容、考察の英作文です。広島大学の英語と言えば、やはり『要約問題』と『グラフ・表の英作文』が大きな特徴です。大問2の長文読解はオーソドックスな長文問題で、レベルも標準的です。大問3の英作文も全国の国公立大学の二次試験でよく出される出題形式で、特に珍しい問題ということもありません。広島大学の二次英語の攻略は、『要約』とグラフ問題です。この二つを制した受験生は、合格に近づけます。今日は、『要約問題』を、いかに攻略するか?その基本をお話しします。

広島大学の要約問題は2021年度からは、それまでは長文全体を250字程度で要約する問題でしたが、パラグラフごとに30字程度で要約する問題に変更されました。要約そのものは、長文全体を要約するほうが難しいと思いますが、2021年度から長文の内容が少々難化していますので、総合的には難易度は変わらずといったところでしょうか。2021年までは『要約は短くまとめて、足していく』というのが大原則でした。2021年以降も、その大原則は変わりませんが、パラグラフ毎の要約になったたため、要約する対象の英文が以前より短くなっています。パラグラフは凡そ30字~100字程度の英字数となっていますので、短いパラグラフの要約を和文30字で要約する場合は、要約というよりは、全パラグラブの和訳という感じになるかもしれません。

広島大学英語第1問要約問題を攻略は、

鉄則①パラグラフ毎の主張を的確に掴む→重要な部分を探す=重要でない部分を消していく(消していく方法がベター)

鉄則②長めのパラグラフでは、繰り返し述べていることに注意する=それが主張

鉄則③論理の展開を正確に把握し、結論を捉える

鉄則④表現は短く!要約は意見や深い考察(あなたの)求めていない→筆者の主張が求められている!

鉄則⑤具体例は要らない

これら5つの鉄則に従って、問題文を読んでいき、要約をしていくわけですが、その際にとても重要なことがあります。

それは、鉄則を知らせるヒントが問題文中に必ずあるので、それらを見逃さないことです。

続きは、次回お話しします。

 

 

 

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