教室ブログ

2024.01.14

2024年共通テスト英語について

みなさん、こんにちは。Wamです。

大学入学共通テストが1月13日、14日で行われました。

今日は昨日、実施された英語の共通テストについて、お話したいと思います。

昨年の共通テスト英語もかなり難しく、平均点は53点前後でしたが、今年は、その点をさらに下回る可能性もあります。センター試験の時代から、80分では全く時間が足りないと嘆く受験生を多く見てきましたが、センターから共通テストに移行後は、問題文の語数が大幅に増加し、さらに時間が足りなくなり、受験生を泣かせていましたが、今年度は、涙も枯れるほど、長文の長さ、語数の多さに

泣かされた受験生も多かったのではないでしょうか。全体の語数は、過去3年6000語を超えていましたが、今年は6300語、昨年より、さらに150語ほど増えました。今まで以上に、速く、かつ正確に読み、適切な情報処理を行う能力が問われる試験になりました。私も、今朝、問題を解いてみましたが、大問1~4は、まあ例年どおりの難易度かなあ~と思いながら、大問5の問題を見て、ほんとに驚きました。    長い!(新聞掲載の問題でしたので、字も小さいことも重なって)少々、やる気が萎えましたが、そうもいかず、解いてみました。これは、受験生は大変だったろうなあと感じました。私が講師だから解けるというよりは、私が大人だから、色々な人生経験があり、背景知識も多いから、文章の時制が度々入れ替わっても、正しく時系列を把握できるから解けるという感じでしょうか?私が高校生の時に、このテストにチャレンジしたとしたら、かなりきついだろうなと感じました。当塾生の最高点も81点でした。ドラゴン竹岡広信先生は、『日曜劇場のVIVANTなんかを見てたら、解きやすかったかもねえ』と言われていました。まさに大問5はドラマの台本、さすが竹岡先生です。

 

共通テストと広島県高校入試の英語も共通点がたくさんあります。第一に、どちらも『単に英語力を測るのではなく、英語を使って受験者の総合力を測る』ということです。英語力はもちろん必要なのですが、問題文のトピックに関する背景知識があればあるだけ、断然解きやすくなります。幅広い知識や教養を身に付けておくと、本当に有利です。そのためには、日常から、様々な事柄にアンテナを広げて、自分で調べて、その知識や教養を深めておくことが重要になってきます。グラフや図、イラストを使った問題では、英文を速く読み、内容を掴みとったうえで、複数の情報源から解答を導き出す情報処理能力と思考力が必要となります。これら必要な能力は、英語力とは異なる能力です。単熟語、文法などの英語力だけでは、太刀打ちできないのが共通テストの英語です。そして、もう一つ大切なことがあります。大問6題全部で6200語の英文を読むために、読むスピードを速くすることです。1分間に75語(75wpm)で読んでいては、問題文を読むだけで試験時間の80分が終わってしまいます。 速読練習法については、改めてお話しします。

 

 

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