旗の台駅前校の角地です。
1/13,14日行われた大学入学共通テストの平均点(中間集計)が発表されました。
問題を解いてみて、少しだけ所感と来年受験をする高校2年生に向けてのこれからの勉強についてお話したいと思います。
①英語(リーディング・ライティング)
昨年と比較して語彙量が増えたことなどから、「最後まで読み終わらない」「解ききれない」という感想を持った受験生も多くいたかと思います。
年々文章の量が増えていて、2012年には4000語を超え、さらに今回は6300語もありました(ちなみに早稲田大学文学部の入試は約3000語です)。
たくさんの情報を「早く、正確に処理する」練習をたくさんすることが求められます。
最も効果的な方法は多読・音読トレーニングです。
以前のブログで音読について掲載していますので参考にしてください。
高校1・2年生はじめは200~300wordくらいからの文章で良いので、音読をしながらネイティブ読みの癖付けをしましょう。
②数学ⅠA/ⅡB
昨年と比べて平均点がダウンしました。
2~3年まえから「計算力」よりも「論理的な思考力」が求められるようになり、今年はその傾向が顕著に出ました。
ⅡBでは得点を取りやすい三角関数の出題がなかったことから戸惑った受験生もいたと思います。
全体的に計算はそれほど大変ではないので時間は間に合うと思いますが、1つの問題に対して複数の解き方を身につけ、論理的に考える
ことが出来ないと難しい試験だったかもしれません(むかしながらのゴリゴリの計算力よりも国語力が求められていました)。
このパターンは慣れるしかありません。
高校1・2年生で数学で高得点を取りたいと考えている人は、過去問演習を入念に行い、感覚を身に着けましょう。
国語や理科についても、次の機会にお話いたします。