はじめに
こんにちは、個別指導WAM並河校の榮林です。今日は学習において欠かせないテーマ「国語」についてお話します。なぜなら、国語は他の教科や将来のための大切な基盤だからです。
国語力の重要性
始めに、なぜ国語が学習の基礎として重要なのかを考えてみましょう。国語力があることで、情報を正確に理解し、思考を整理することが可能です。例えば、新聞や雑誌の記事を理解する際、国語力がなければ正確な情報の把握が難しくなりますよね。そもそも読むことが苦痛かもしれません。また、論理的思考も国語力から生まれます。良い文章の論理構造がしっかりしていますから、国語力があればその内容が理解でき、自分の意見を述べることができるようになるのです。
学習の出発点としての国語
学習の出発点として国語を選ぶ理由を考えてみましょう。学問の多くは文章で表現されます。そのため、しっかりとした国語力があれば他の科目もスムーズに理解できます。数学の問題も文章で説明されますし、理科の生物分野や化学分野でも、国語力がないと問題や物事の本質を理解することが難しくなります。
国語からの学習メリット
国語から学ぶことで得られるメリットを見てみましょう。まず、語彙を増やし言葉の感覚を磨くことで、自分の思いや考えを正確かつ効果的に表現できるようになります。これは将来的にディベートやプレゼンテーションの場面、または仕事上の会議など、様々な場面で自分の意見をしっかりと伝えることができるでしょう。また、創造力も国語力から生まれます。文学作品や詩を通じて新しいアイディアや視点に触れ、自分も独自の発想を生み出すことができます。
国語力向上の具体的な方法
次に、具体的な国語力向上の方法を考えてみましょう。まず、日常的な読書習慣があります。本を読むことで新しい言葉や表現力が身につくだけでなく、異なる文体やジャンルに触れることで柔軟な思考力も養われます。まずは興味のあるジャンルから読み始め、ゆくゆくは推薦図書などにも触れてみるのがおすすめです。また、自分で文章を書くことも非常に効果的です。日記や感想文を書くことで自分の考えを整理し、表現力や論理的思考力を向上させることができます。おすすめは、テストの結果を分析し、どんな勉強が足りなかったか、どんなケアレスミスをしたか、どう改善していくか、感想も含めて日記に書くことです。次の勉強に活かせるため一石二鳥です。
個別指導塾における国語
ここで、個別指導塾における国語とはどんなものかご説明しましょう。国語の問題では、読解問題の抜き出し問題や選択問題に苦労している生徒が多いです。その背景には文法事項の欠如や、語彙、漢字の不足があります。テスト中心の学習により漢字を暗記事項と軽視したことで、漢字=日本語という感覚が不足していることも考えられます。この語彙力不足により、文章の論理的な構造をつかみ損ねているということが起こり、読解問題につまづいています。したがって、塾では、読解練習や文法学習と並行して、漢字、熟語の自習学習を取り組んでもらい、語彙を増やすことで国語力を身につけていってもらっています。
国語力が将来のためになる理由
最後に、国語力が将来のためになる理由を考えてみましょう。しっかりとした国語力があれば、進学や就職において優位性を発揮できるだけでなく、社会でのリーダーシップも発揮できます。言葉の力はコミュニケーションの重要な要素であり、他者との協力や意思疎通に大いに役立ちます。
最後に
国語が得意な人になぜ得意か聞くと「日本人だから」答える人います。国語が苦手な人からすると耳が痛いですよね。でも日本人だからと言って箸が上手に持てるとか、おもてなしの心があるとかは、私は言えないと思います。それらは、技術や心を磨いてこそできるようになることです。同じように国語力も磨いてこそだと思います。皆さんもぜひ、国語力を鍛え、未来へのステップを踏んでいってください。それではまた!