
こんにちは、WAM並河校の榮林です。さて、学習塾での学びには、厳しさと楽しさの両面が存在します。これは単なる成績向上だけでなく、将来の人間形成にも大きな影響を与える要素です。厳しさの中に楽しさを見いだし、また、楽しさの中にある厳しさに挑むこと。この繰り返しから人は向上していくことを学びます。それでは、厳しさとは具体的に何でしょうか?
学習塾における厳しさは、自分にとって難しい課題に挑戦することです。難しい単元に取り組み、苦手を克服するプロセスは簡単ではありません。また、遊びに時間を費やしてしまうことが多い人にとっては、学習の時間を確保することも厳しいと感じるでしょう。期限内に課題をこなすことが苦手な人にとっては、計画的に宿題をこなすことも難しいかもしれません。学習塾では、親も講師も真剣なので、易しい課題は与えられません。生徒も真剣に取り組むことが求められ、その厳しさが学習効果を向上させるきっかけになります。
学習塾での学びには楽しさもありますが、これは娯楽という意味ではありません。難しい問題の理解し、成績が向上する過程で得られる自己成長の実感が、新たな知的好奇心を呼び覚ますこと、ここに学び楽しさがあります。理解を深め、自己肯定感を高めることで、次のより大きな課題に挑む自信が生まれる、この好循環が学びに常に楽しさもたらしています。
当塾の強みは、個別指導において厳しさと楽しさのバランスが取れている点にあります。個別指導塾は、本人のレベルに応じた課題を与えるため、難易度は高いが努力によって達成可能な状態を作りやすいという特長があります。これにより、個別指導塾は厳しさと楽しさを同時に享受しやすい環境と言えます。
当校の生徒のTくんは、塾に入塾した当初、勉強に対するモチベーションが低く、親の心配から連れてこられたという状況でした。しかし、1年が経過し、今では自身のレベルよりも高度な問題に挑戦する姿勢を持つように変化しました。最初は単に言われたことをやるだけの学習から始まりましたが、コツコツと努力を続けることで壁を乗り越え、厳しさと楽しさの好循環に入りました。ですから塾に入る際に必要なのは、自分を信じ、コツコツと努力を続ける覚悟です。これさえあれば、必ず学力は向上するでしょう。