教室ブログ

2024.01.04

【賀正】今年も宜しくお願い申し上げます

幸せになるためには、

好きなことを見つけることが

大切だと思います。

 

好きなことは、

英語や数学、音楽や美術など、

小・中・校の科目の勉強を通じて、

そして受験勉強を通じて、

見つかってくると思います。

 

ぼく自身は、

現代文・英語・

世界史・日本史・倫理が大好きです。

その他、

音楽・野球・

プロレスなども好きです(笑)。

 

「好きなこと」がある人生は

とてもすてきで幸せです。

 

たとえば僕の経験談としては、

「プロレス」に関しては、

「武藤敬司」という

ひとりのスーパースターに

ある種「感染」し、

たちまち好きになりました。

こういう「好きになり方」は

ある種「ラッキー」です。

 

しかし現代文や英語や歴史やは、

最初は「むしろ嫌い」でした。

しかしぼくはどうしても

実家(関西)から離れたかった。

だからどうしても

東京の大学に行きたかった。

また、どうしても

中学受験のリベンジをしたかった

(第3志望にしか合格できず)。

 

だから最初は

「いやいや」「苦しみながら」

勉強をしていました。

しかし「好き嫌い」

なんてものは曖昧なモノで、

単純に「知識量」の問題です。

アイドルでも鉄道でも般若心経でも、

知識が増えてきたら

不思議なもので

だんだん好きになってきます。

ただ、その「知識が増えるまで」の

「助走期間」がしんどい。

そこで80%くらいの受験生は

挫折してしまう。

 

学力の伸びは

「1次関数」ではなく

「2次関数」のグラフに近い。

1時間勉強したら1点成績が伸びる、

みたいな直線のグラフではなく、

最初は

1時間勉強しても0.1点しか

成績が上がらない、

みたいなイメージです。

しかしだんだん「知識」が増え、

「助走期間」がいったん終わったら、

それこそ指数関数的に、

爆発的に伸びる時期がきっと来ます。

 

人生も、長編小説も、

ある意味で「つまらない」

時期があるからこそ輝きます。

みなさんはどうか

「助走期間」で挫折しないで、

「苦悩を突き抜けて歓喜に至る」

経験をして欲しいです。

数学でも物理でもいいですが、

何かひとつでも

「好きな学問」がある人生は

素晴らしいですよ。

 

そして

「目的に向け手段を試行錯誤し、

目標達成を成し遂げた」経験は、

それこそ、

その後の人生に強烈に活きます。

それはみなさん自身の自信に変わり、

土俵際で踏ん張れる、頑張り抜ける、

心身のタフネスという武器になります。

そしてそれは、

他者に優しくできるための

大切な要素です。

そして

「他者にやさしさを配れる人」は、

「何か好きなことをみつけた人」同様、

幸せのいちばん近くにいる人です。

 

とどのつまり、

勉強(教養を身に着けること)は、

その過程で手に入れた

「成功体験」「好きな事」を通じ、

他者の幸せに貢献出来て、

巡り巡って

自分自身が幸せになれるために

するものなんですね。

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