昨日の「しつけに暴力は必要か」の続きです。
教室でも、たまに騒ぐ子がいることはいます。
しかし、こちらが落ち着いて話すと、案外、静かに話してくれたりします。
講師研修では、
「少なくとも、教育に携わる人は、インテリなわけですから、あなた方が暴力・暴言を肯定するのは、知恵が足らない。
知恵を使うのがインテリのお仕事です。」という話をします。
家庭では、子どもたちと一緒にいる時間が長いですから、耐えがたいことが多いかもしれません。
それゆえか、子育てに関する相談を受けることも増えてきました。
本校では、春・夏・冬の三回面談があります。
原則として、ご本人をお連れいただくようにお願いし、三者面談としています。
面談では、保護者様の想いを伺いながら、お子様に投げかけをしています。
すると、家とは違う回答をしているようで、驚かれることがあります。
家では言うことを聞かないのに、塾の言うことは聞くというのは、よく言われることですね。
勉強をしにくる場で、嫌な勉強をさせられているのに、塾の話は聞くわけですから、不思議ですよね。
もちろん、私の話をきいてくれない子もいます。
その時は、先生を通じて伝えてもらっています。
先生の話はきくという子も少なくありません。
それほどまでに、先生と生徒の信頼関係が厚いということですね。
勉強を「させる」のではなく、「する」に昇華させることが大切だと思っております。