みなさん、こんにちは。Wam隅の浜校です。
今日は、中3生対象の『入試過去問講座第3回(英語)』が実施されました。
ご存知のように、広島県高校入試問題の英語は、英作文問題の比重が大きいで。英作文に慣れているかいないかで、得点も大きく変わってきます。まずは過去問をチェックし、どんな傾向の問題が出るのか、確認をしましょう。状況に合わせて英作する問題や、自分の考えを述べるものまで様々です。教科書に載っている会話での重要表現(買い物・道案内・電話対応・人を誘う表現)なども必ず確認しておきましょう。難しい表現を使う必要は全くありません。簡単な単語や表現で十分です。英作文は、単語の綴りや、文法にミスがないよう、簡潔に書くことが重要です。ですが、必ず設問の文意にあった内容の文章を書くことも重要です。特に自分の意見を述べる問題であれば、自分の意見が読み手にしっかりと伝わる内容の文章でなければいけません。極端なことを言えば、「三単現のsを忘れているけど内容がしっかりしている文章」と「内容が設問の意図からかけ離れているけど、スペリングも文法も合っている文章」とでは、前者の得点が高いと言ってもいいでしょう。
広島県の高校入試英語の問題は大問1~4までです。大問4は全て英作文問題になりますが、大問1のリスニングと大問3の長文問題に英作文の小問がありますので、全体で英作文は50点満点中20点程度の配分になります。相当大きい配分ですね。しかし、英作文は対策をしている人と、していない人では、大きくその差があります。実際に、入試本番で英作文の問題を白紙で出した人が、全体の20%以上いるというデータもあります。これは、何を書けばいいのかまったく見当がつかない可能性が高いということです。
今日は、過去4年分の英作文問題を全てやりました。問題の雰囲気、傾向は十分掴めたと思います。また、どのような表現を多く使うか、様々な状況、場面設定の中で、よく使う表現が何なのかも、わかってきたと思います。「英作文」の勉強をする上で大切なのことは、「表現のストックを増やす」ことにあります。しかし、100や200も必要ありません。英作文でよく使う、 want + 人 + to do:人に~して欲しい, ask + 人 to do:人に~するよう頼むなど、30程度の表現を覚えていれば、大抵の文章は書けるでしょう。それらの動詞に適切な主語、問題によっては適切な代名詞を使うことに注意して、シンプルな英文で自分の言いたいことを表現できるように、過去問を一度解いた後、もう一度同じ問題を解いてみることも大切です。
英作文は「書いて」「添削して」の繰り返しです。英作文の練習をしながら、単語や表現方法(文法)のストックを増やすことはもちろんですが、、長文問題、会話文問題などを解く際も、その中で英作文に使える表現方法を見つけたら、ノートに書きだして、自分で何か英語の文章を作ってみましょう。自分で添削するのは難しいと思うので、塾の英語の先生に、遠慮なくお願いするようにしましょう。