こんにちは。多肥校の木村です。
今年もあと10日程度になりましたね。
この時期気を付けないと体調不良の生徒たちが例年以上に多く、予報では今後さらに寒波が強くなるそうですね。
暑がりの私でさえ自宅の布団に毛布を上下2枚追加したぐらいです。
生徒の皆さんも保護者さまも体調管理には十分気を付けてくださいね。
さて、多肥校だけでなく香川県内のWAMでは多くの高校受験生や大学受験生をあずかっていますが、受験生はひと足早く12月初旬から受験講習をスタートしています。
高校受験当日まで特に公立高校の入試日まで残り80日を切りました。
大学入試のことを書くと長くなりますので今回は高校受験のお話を書こうと思います。
残り80日間、入試まではあっと言う間ですがここからが入試日まで“本当の闘い”になります。
もちろん受験生にとって理解度、苦手単元の克服や目標点数に届いているかなど大切ではありますが、私の経験上Xmas、大晦日、お正月を挟むここからが本当の闘いと言い続けています。
この期間、生徒の「モチベーション維持」更に言えば、モチベーションを尻上がりで上げて受験に望む事が重要です。
もちろん大切な箇所を徹底的に学び、弱点克服をしたうえでの話ですが、私の立場から受験にむけて大切なことが「モチベーション」と一括りにするのはいかがなものかと思われる方もいるでしょう。
過去に私の力不足で、上記で言う「モチベーション」の維持が受験当日まで出来ずに志望校をワンランク下げたり、親子関係がピリピリしすぎる家庭内でのトラブルを良い方に的確に導けなかったケースも経験したこともあります。
多肥の生徒に「木村先生は凹まない」と言われることもありますが自分の力不足にかなり凹んだ時期もあります。
でも一番凹むのは生徒です。導く側の我々が同じミスをしないよう失敗を分析し、塾と言うカテゴリーの中で治外法権にならないように「この厄介なモチベーション」と言う「見えない怪物」対策を全ての生徒と保護者と共有の徹底をしています。
特に、来月から診断テストだけでなく模試、そして私立高校の入試が始まります。子ども達は過去に経験のないプレッシャーと向き合っています。
中には頑張って勉強しているのに思うように結果が出ない、その他己の限界を決めてしまい壁にぶち当たることもあるでしょう。
そんな時一番近くで力になる保護者の協力も必要不可欠になってきます。
この時期は特に保護者から子どものテストの点数相談や学習時間の確保の相談、受験生としての自覚や生活態度についての相談が増えてきます。
特にスマホを持っている生徒は使い方次第でスマホが武器にもなれば強烈な誘惑にもなります。
「遅くまで勉強をしていると言っているけど点数は上がらんのは何でな?」
「そんなんやったら〇高なんか行けんよ!」
等々、心配の裏返しの言葉がポロッと出たりしませんか?
私自身も大学生の長男と小学生の娘がいます。
受験時期についつい言い過ぎてしまう、親としては“やりたいことを見つけられる学校”へ行ってほしい。
でも自主勉や宿題を仕方なくやっている子供に「そんなんじゃダメやろ~。うんたらかんたら…」と説教してしまったこともあります。
はい、教育のプロとしてだけでなく一人の保護者として自己嫌悪の日々に陥ったこともあります。
わが子の幸せを願い、心から愛している子に、つい心にもないキツイ言葉が出たりすることもありますよね。
でも15歳のお子さまも今、勉強を通して高い壁を乗り越えようと必死に頑張っています。
一番近くで見ている親が、ほんの少し理解してあげなければ、子どもが「もっと頑張ろう!と思えるでしょうか?
≪受験期の子どものやる気を引き出す方法≫
15歳は多感な時期だからこそ、親子間のコミュニケーションを円滑にする努力を怠ってはいけません。
みなさんは自分の子どものことをどれだけ知っていますか? 仕事も職場も子育ても共通している事=コミュニケーションをとるには、まず「相手を知る」ことが大切です。
勉強で出来なかった箇所も大人の仕事も同じで「できる!」ようになれば本来新しい知識を得る行為はとっても楽しいものです。
受験期の子どもが仮に受験勉強がつまらなく苦しいものになっている場合、子供なりの理由が必ずあります。
「勉強しなさい」と上から言葉を投げかけるのではなくその子の性格や価値観、今の状態を理解してください。
そのうえで「子どもの言葉」で一緒に話をするのがポイントです。
≪やらせるのでなく「伴走」する≫
「子どもの意思を尊重する」と「放任」は別物です。
注意しても聞かないからといって放置したところで子どもが自主的に勉強に取り組むようになるわけではありません。
逆にネガティブな影響のほうが大きいと考えていいでしょう。
大切なのは「適切なかかわり」を子どもと持つことです。
勉強しない理由を分析し、もし子どもが煮詰まっているようなら思い切って親子でどこかに遊びに行ったり、本人の好きなことをさせたりして、リフレッシュする時間を設けてあげるのもいいでしょう。
受験の全てを子どもに任せるのではなく「伴走者」としてそばについて見守ってあげてください。
≪志望校の情報は多肥校を頼ってください≫
ご家庭で志望校情報や受験情報などを自ら集めるのはなかなか難しく先輩の保護者に聞いた情報ほど正確でもありますが不正確でもあります。
こういう時は私たちWAMを頼って質問してきてください。お忙しいならお電話頂ければいつでもリアルタイムの情報や対策をお伝えします。
情報を親が積極的に集め、わが子に必要になった瞬間にパッと情報提供ができる備えは大切なんですね。
受験期の生徒は頑張れば頑張るほど感情に波がでます。
家庭で志望校の相談を受けたときも、親も一緒に情報をしっかり把握しておけば伴走者である保護者さまが的確なアドバイスを与えてあげる事ができます。
「受験に合格する条件ってどうなんやろう?」
「自己推薦と一般受験って何が違うんやろう?」
「この先の勉強の進め方はどう変わるんやろうか?」など…
受験や学びに関する悩みは子供に丸投げせず、伴走者も受験生同様の基本情報を知っておくと家庭内でメンタルケアを兼ねたフォローができます。
そのためにはプロの手を借りるのが一番です。
当塾でのこれまで積み重ねてきたデータをお見せし受験勉強を始めるための準備をお手伝いできますので不安箇所は私までご連絡ください。もちろん私も伴走者です。
≪まずはやってみよう!がやる気のもと≫
①やる気が出る→②勉強をする。と思われるかもしれませんが、行動科学的には順序が逆なのです。
①ちょっとでいいからまずはやってみる→②やり始めたら自然と「やる気」が生まれる。
正確にはこの順番なのです。
勉強であれば受験で出来る事なら避けたい苦手科目でも、自分に合ったレベルの問題を、数分でも構いません。
塾以外でも机に向かって解いてみる。
それができると自然とやる気が出てきて数分が10分、30分と続きます。
これは私たちの塾では小学生から授業で取り入れている基本的な指導法ですが“家庭”でも伴走者が居れば案外できるもんです。
そのためには「伸ばす科目に取り組む」ための環境づくりも大切です。
これは家庭だけの話ではなく他塾からWAMに入り直すケースの中でも同業として残念ですが
「今通っている塾は授業中も自習室もうるさくて動物園みたい」で集中できないという集団塾や個別指導塾があるのも実話です。
月謝を払い“苦手”を得意へと克服しに来るはずの塾の集中できる環境整備や学習環境は最低ラインです。
これは家庭でも同じでゲームやスマホ、時にはテレビのニュースでさえも気が散るものが目に入らないように伴走者である親が整理整頓すれば集中力も高まります。
兄弟姉妹が多いご家庭であれば下の子がわかる言葉で「この時間は協力してね」と話し合ってください。
小さなお子様でも大人と同じ誠意をもって親がゆっくり語れば理解してくれます。
テキストを1問解く。1ページ解く。
20分間勉強すると言う小さな目標を見落とさないでください。
最初に立てる小さな目標はやる気を出させるための“呼び水”なのですぐに解ける課題にするなどやり方はたくさんあります。
≪できる!の積み重ねが自己肯定感UPに≫
本人の学力レベルと取り組む課題のレベルが大きく違うと“できない”という「失敗体験」が積み重なり勉強の自己肯定感が低くなってしまいます。こうなっては本末転倒です。
大切なのは“できた!”の積み重ねです。
小さなできた、は“成功体験”です。これが積み重なることで自信に繋がり、もっと勉強しようという意欲がわきます。
そのためには、本人の学力レベルに合ったテキストや勉強方法を知ることが先決ですので家庭学習での伴走者としての関わり方は私、木村まで遠慮なくご質問ください。
受験生にとってのモチベーション維持に大切なのはお子さまが過去(昨日)の自分と比較し、毎日少しづつの自分の成長を自身が感じる事。
昨日より少しでも多くの時間机に向かえたなど、どんな小さなこと、些細なことでも子どもが起こした行動をほめるように心がけてください。
長々と書きましたがこれらの話は、私の体験談として保護者さまによく話していますので聞いた事がある方もいると思います。
受験時期の子どもは勉強だけではなく困難に立ち向かう「心」も大きく成長する時期です。
多肥校では毎年3月中旬の合格発表後に受験生と保護者様がご報告に来てくれます。
親子一緒に本当に嬉しそうに、そして少し照れながら合格のご報告に来てくれる時、見えない親子の絆が深くなっていることを感じさせられます。
私がこの仕事を頑張ってきて本当に良かった~と生徒に感じさせてもらう大きなひとつです。
受験生の保護者の皆さま、今は大変だと思いますが「お子さんの成長に携われる時間」は意外とあと少しです。
高校の受験生はあと3年と少しで自動車運転免許を取り自宅の車を運転できるようになります。
選挙にもいくようになります。大学生として県外で一人暮らしをする可能性もあります。
親元を離れ、自立し社会の一員として確実に私たちと同じ“大人側”に来ます。そう考えれば子育ても残り数年しかありません。
イライラやドキドキもひっくるめて伴走者として親子で受験を楽しんでみてはいかがでしょうか?
さあ、あと10日で今年も終わり新しい年が始まります。
受験生諸君、春に最高の笑顔の花を咲かせるための闘いはこれからです。
【インスタグラムやっています】
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担当 木村校舎長
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