教室ブログ

2023.12.12

小学校高学年の学習について

こんにちは。WAM隅の浜校です。今日は、小学校高学年の勉強についてです。

小学校5年生・6年生(高学年)は、1日の学習量が多くなり、4年生までと比べて論理的で、横断的な思考を必要とする学習内容も増えてきます。高学年になると、机に向かう勉強だけでなく、ときには新聞やニュースなど身近な題材を話題にして、お子さんと話をすることも、立派な家庭学習の一つです。そうした経験が、物の考え方や伝え方を育て、自分で学習する下地につながります。

小学校高学年は自立心が強くなるため、いつもそばにいて指示、注意をするというよりは、見守っているという気持ちを伝えましょう。親の言葉や態度に敏感になる時期なので、間違いを指摘したり、アドバイスしたりするときには、子どものプライドを傷つけないように気をつけましょう。周りから、褒められ、成功体験をすることで、自立心、自分で学習しようという意欲が育てられるのです

小学校5年生で一日50分、6年生で60分を目安に、自分なりのペースで勉強に取り組めるようお子さんをサポートしましょう。

高学年になると、習い事やクラブ活動、学校の委員会など、さまざまな用事があり、忙しくなります。規則正しく勉強することも難しくなってきます。中学生の家庭学習は、予習・復習が中心になります。中学校では、授業がどんどん進んでいきます。そのため、毎日の予習・復習は決しておろそかにできません。小学生高学年の間に自主勉強の習慣を身につけておくことは、中学校で大きな力となってくれます。

学習塾に通うだけでは、規則正しい勉強や、身についた勉強はできません。『塾のない日=勉強しなくていい日」と子どもが勘違いしてしまうかもしれません。塾は総合的な勉強のペースメーカーとして考えましょう。塾で、習った新しい内容を定着させるには、家庭学習は欠かせません。予習や先取り学習をするたけでは、本当の実力はつきません。無理のない宿題を出し、次の通塾日までの家庭学習の計画をきちんと立てて、その進捗管理もしてくれる塾は、小学高学年には適切です。家庭学習は、塾と保護者が、しっかりと情報を共有できれば、その成果は大きくなるでしょう。

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