WAM春日井勝川校の菅野です。英単語に悩んでる方はいませんか?
(高校生向けの内容ですが小中学生諸君にも十分参考になります)
「覚えられない」とか「一体何語覚えればいいのか?」とか。
高校入学時、私は「必修英単語6千語のリレー演習」なる学校指定教材を渡されて
毎朝の小テストのために必死に?暗記に取り組みましたが
まさに英単語は決してなくなることはない学生の永遠の悩みです。
参考データですが、北は北海道から南は沖縄まで大学入試に出題されたすべての英単語を
コンピュータで数えたところ一万を超えたそうです。
いや、軽く言ってますが一万ですよ!一万。
覚えるだけで三年間の高校生活が終わってしまいそうです。
一万を「だから覚えろ」と生徒を脅かすネタにする先生もいるかもしれません…いや、いますが
こちらが今回のブログ掲載の動機なのですが皆さんご安心下さい。
一万も覚える必要はまったくありません。
一万語のなかには語句注レベルのものやシェークスピア時代の英語、何年に一回程度しか出題されないものも含まれますし、更に英単語も「パレートの法則」に従います。
パレートの法則!!何、それ??と思った人に解説します。パレートの法則は別名「20対80の法則」ともよばれますが、これは2割→20%が8割→80%を占めるというイタリアの経済学者パレートが発見した法則です。
例をあげましょう。ある国で交通事故が一年間に1000件発生したとします。その国のドライバーが5000人とすると交通事故の80%→1000×0.8=800件はドライバーの20ぱ→5000×0.2=1000人が起こしてるとパレートの法則より言えるわけです。
これを英単語に当てはめるとどうなるか?大学入試出題総数英単語を一万語とすると一万の20%、すなわち
10000×0.2=2000語の英単語で大学入試に出題される英単語の80%を習得したことになるのです。
この2千語には小中学校で学んだ英単語も入りますから、実際はもっと少なくなりますが実はそこが落とし穴。
この2千語は裏の意味まで知ってないといけません。例えば bookの意味をきかれると「本」という答えが返ってきます。では動詞の bookの意味は?これを知ってないと解けない問題が早稲田大学に出たことがありますが、正解は「予約する」で日本語英語になってます。ダブルブッキングで覚えましょう。
英単語が心配な諸君、少しは安心できましたか?次回も英単語について、皆様に安心をお届けしましょう。