教室ブログ
勝川校の菅野です。受験生のみならず（なんで勉強しなきゃいけないんだろう？）（青春を返せ！！）と勉強に虚しさを感じてる学生もいると思います。
今回はそんな諸君に「ムダな勉強など存在しない」というメッセージを贈ります。
高校時代、私は理系でした。国立志望だったので現代社会のほかに日本史・地理など。
ところがこの世界史、暗記量が圧倒的に多く、しかも同じ時代にあの国ではああいうこと、この国ではこういうことが起きてるなどとてもややこしく、早い話が挫折して高２の２学期に地理に変えました。
理科は物理と化学を選択し、こちらは本腰いれて取り組みましたが（例えば高３の夏休みに駿台予備校大宮校で物理は「力学・電磁気学徹底」、化学は冬休みに講習会講座をとり、宇都宮から片道９０分以上かけて通学しました）大学入試は全戦全敗！浪人して今度は東京はお茶の水の駿台予備校３号館本部校舎の午前部理科Ⅰ類という全部で４クラス、ひとクラス３００人以上というコースに入学して理系なので当然数学Ⅲ含めて勉強しました。
一番成績が上がったのは英語でしたが、最も得意だったのは物理で年３回必須受験だった東大入試実戦模試でも偏差値が安定的に５０を超えてました。（東大入試実戦模試は５０で東大理科Ⅰ類の合格可能性が６０％です）
しかし進学先は私立大学の文系学部、受験科目は英数国でした。国語の試験で直衣の読み方を「ちょくい」と書き、正解が「なおし」と知ったときは目の前が暗くなりましたが数学のおかげで合格できました。
さて、どうですか？世界史・物理・化学、更に数学Ⅲ含めて私はかなり遠回り→ムダな勉強をしています。
しかし決して負け惜しみでなく私は（自分はムダな勉強をやってしまった）などとはまったく思ってないんですね。むしろその逆で（もっと勉強しておけばよかった）と思ってるくらいです。それは大学受験に限らず、大学で学んだ一般教養しかり、試験はほぼカンニングできりぬけたドイツ語しかりです。
だからつらいとは思いますが、受験が終わるまでなんとか持ちこたえてください。これを読んでくれたすべての皆様の幸運を祈ります。
※※学部は理学部数学科が第一志望でした。しかし浪人時、これまでの自分の人生を猛反省し（もう一度小学生から人生やり直そう）と決意しましたが、おかしなことが起こりました。小学生なのに算数や国語ではなく時間割は経営学だの経済学だのドイツ語などがあります。小学部ではなく商学部に入学していたのでした。
