高校受験を控えるお子様のお母様へ。
そもそものシステムを
あらためて簡潔にご案内すると。
ざっくり乱暴に言えば。
<都立>
・内申点(学校の通知表)も必要
・試験は5科目(英数国理社)
<私立>
・内申点は不要で本番試験一発勝負
・試験は3科目(英数国)
ゆえに「大が小を兼ねる」式で言えば、
都立に向けた勉強をしておく、
つまりは、内申点も理科社会も、
捨てずに勉強しておいた方がいいです。
都立から私立への転換は容易ですが、
私立から都立への転換は難しいです。
しかし色々例外はあり。
まず、真のトップは私立です。
都立トップ(戸山高校や西高校)より、
私立トップ(慶應女子や早大学院)
のほうが難しいです。
しかし都立でも、
日比谷高校だけは頭ひとつ抜けており、
事実上唯一の「東大に行ける都立」。
また、上記は「一般入試」であり、
推薦入試では、私立のほうが簡単です。
既報の通り、
「私立×一般」は内申不要ですが、
「私立×推薦」は内申が必要。
かつ、都立が第一志望でない
「私立×単願推薦」であれば、
かなり緩い内申点で合格は決まります。
「どうしてもここに行きたい!」
という明確な私立があるなら、
この「単願推薦」が
いちばん合格しやすいです。
なんとかオール3(9科27)あれば、
いくつかの学校が見えてきます。