こんにちは。 個別指導WAM東淵野辺校 の引田です。
11月に入りましたね。季節外れの暑さもありますが、朝夕の冷え込みはまさに晩秋といったところでしょう。
さて、今回は、“読書の秋”にちなんで、私が印象に残っている童話を紹介したいと思います。
おなかを空かせたキツネが森の中を歩いていると、ぶどうの木に美味しそうなぶどうがたくさんぶら下がっていました。
キツネは、なんとかして取ってやろうと思いましたが、ぶどうが高すぎて、背のびしてもジャンプしてもどうしても手が届きません。
キツネは悔しくて、ぶどうをにらみつけながら、
『どうせあのぶどうは、酸っぱくてまずく、きっと食べられやしないのさ』
と、ひとりごとを言って、そのまま行ってしまいました。」
これは、『イソップ物語』の “キツネとぶどう(酸っぱいぶどう) ” というお話です。
自分の力が足りなくて、できないことに悪態をつき負け惜しみを言う、シンプルなお話に見えます。
ここで注目したいのは、キツネが取れなかったぶどうを「食べられなくて残念だ」「食べたかったな」ではなく、「酸っぱくてまずいはず」と決めつけているところです。
本当は手に入れたくてたまらないのに、ぶどうを酸っぱくて美味しくないもの、必要のないものとしてあきらめることで、納得しよう、正当化しようとしています。
心理学によると、人にはあきらめなければならないことに対して、認知や行動を変化させ、ストレスを解消し心の平安を得ようとする、そういう心の働きがあることがわかっているそうです。
キツネが悪態をついて負け惜しみを言うのは一見悪いことのように思えますが、そうすることによって、できなかったことに執着せず、心を前に向けることができているのを思えば、肯定的な見方もできそうですね。
さて、気持ちを切り替えることができたら、少しだけ、できごとを振り返ってみたらどうでしょうか。
次に向けて、さらに価値ある前進ができるでしょう。
「キツネくん、どうしてそんなにお腹が空きすぎてしまっていたの?
そんな状況だと冷静な判断ができないよ。
そうなる前にできることはあったかな?」
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