こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
では2つ目の「人に合わせて自分軸を曲げてしまう人」について。このような人は「自分軸」を持っていながらも、他人の反応や機嫌を伺って隙あらば自分軸を曲げているという事です。つまり「自分軸が弱い」という事になります。
もちろん無いわけではありません。自分軸は持っているのですが、「他人によって曲げられてしまう」という事が起きているという事です。
以上の2パターンが一般的な自分軸として語られる分かりやすい例ではないでしょうか。
ところがこの2パターンのいずれかに該当するからと言って、別に悪いわけではありません。私も含めておおよその人がどちらかの性質に当てはまる事が多いからです。
ここからが本題と言ってもいいのですが、私が思う自分軸とは「主導権を自分が握る」という事では無いかと思っています。
「軸」というと一本の太い丸太の様なイメージをすると思います。しかし、本当の自分軸とは「柳の木」をイメージしてください。
柳の葉は風に揺られてゆらゆらとなびいていますよね。その風がもし豪風だったとしても葉が風を受け流し、その本体の木の部分は滅多な事では倒れません。
つまり、「自分も周囲も心地の良い選択が出来る人」と言うのが「自分軸を持っている」という事です。
これだけ聞くと「なんだ、結局パターン2の人じゃないか」とお思いかもしれませんが、似て非なるものです。
パターン2の人のおさらいですが「人に合わせて自分軸を曲げてしまう人」の事でした。
つまり「主導権を相手に握らせてしまっている」状態の事です。
相手の機嫌を伺っては自分で自分の軸を曲げている。しかしその人は言うでしょう。「相手に曲げられてしまったんだ」と。しかし、人が人の軸を曲げる事は出来ません。これは長い話になりますので、一旦この辺でとどめておきます。
次回に続きます。