こんばんは!
個別指導WAM藤の木校です。
明日から11月ですね!とはいってもすでに富山は夜はかなり冷え込み、イメージとしては秋が短かった印象です。
ここから年末にかけて中学・高校は入試まで試験三昧です。
中学生は中教研テストや実力テスト、期末試験。高校生は模試。と試験が多くなります。
試験は沢山受けることが本番での得点のカギと言われますが、試験を受けている側は、「こんだけ受けてもいつの結果がどの解答かわからない」ということが多々あり、試験をやみくもに受けることに疑問を持つことがあるでしょう。
試験三昧の11月にはそんなシーンが出てくると思い、今回のブログになります。
あくまで個人的な意見ですが、試験は沢山受けるべきです。
勉強は概ねインプットとアウトプットに分かれます。インプットは学校や塾の授業をはじめ、テキストで”問題をできるようにする”時間です。これに対し、アウトプットは試験や過去問のような”解けるかどうか確認する”時間です。
インプットはあらかじめ試験前に行うので必ずインプット⇒アウトプットの順番になります。
これに対応させて考えると、11月という時期にはアウトプットのために試験を受けるべきだというのが私の意見になります。
受験生は特に受験を数ヶ月後に控えた、いわばそろそろ受験の準備完成するよね?というタイミングに立たされています。
もちろん、準備ができる=試験で満点が取れるということではないです。試験範囲や学校で学習した範囲の単元内容の勉強が大方済んだという状態です。
ですのでそうした”受験目前”の学生の目標は①試験で安定して高得点を取る。②試験の得点を少しでも満点に近づける。のいずれかになると思います。
なので試験や過去問のような”解けるかどうか確認する”時間にあたるアウトプットを重点的に行ってほしいと考えています。
※準備の段階には個人差があるので必ずしもアウトプットが最適解というわけではないです。
上記を踏まえて、はじめの沢山の試験を受けても振り返る時間がなく、意味がない。という意見に対してどのようにすべきかですが、最も意識してほしいことは『一番出来が悪かったところがどこか』を意識して見ることです。
出来が悪いというのはイメージを最も下回った単元ということです。
毎回全ての解き直しをすることは難しいです。
そのため、最も対策すべきところを見つけましょう。
これは妄言にすぎませんが、「勉強をし続ければわからない単元はいずれ無くなります」
100個の内容からできている科目があれば、その100個を完璧にすれば絶対に分からないことは無くなり、満点が取れるようになります。
受験生は一人での勉強時間も増え、真剣に頑張っていればそれだけ孤独を感じるかもしれません。膨大な勉強量に気が滅入るかもしれません。でも、必ず進み続ければ終わりが来ます。だから今抱えている苦手な単元は進み続けてさっさと終わらせて手放しましょう。
沢山の作業を抱えることほどしんどいことはありません。
一つ一つ明確に。一つ一つ完璧に。
そんな気持ちでこの11月を乗り切ってほしいと思います!!
最後に小言ですが、まだ本格的に受験モードに入っていない中学・高校の2年生。まずは各科目の”もくじ”を見ることから勉強を始めましょう。10章まであれば、10の大きな単元に分けられているということです。単元は質の近い勉強の塊です。突き詰めれば1つの単元を終えるということは1つのテーマを完璧にしたということ。ゴールが見えていると勉強もはかどるし、理解度も大幅に上がります。
筆者は決して勉強で優秀なことはありませんでしたが、10月から受験科目を変え、12月の模試では8.5割まで得点できるようになりました。戦う相手(科目)を理解することが勉強のスタートラインなのかもしれませんね!!