みなさんこんにちは。円座校です。
10月も半ばに差し掛かり高三生は共通テストまでは残り日数約100日、中三生は香川県公立高校入試まで残り約150日となりました。
この時期になると受験生だけでなく小学生や、中1中2生そして高1高2の生徒も受験を控えている先輩の姿勢から“来るべき自分の数年後”をより意識するようになります。
「先生、今の私の力だったらどこの高校に行けますか?」
「〇〇高校志望なのですが、学年順位何位を目指せばいいですか?」
「国公立大学への進学を希望しているのですが、今のままで大丈夫でしょうか?」
質問内容はさまざまですが、自分の将来について考えることはとてもいいことです。
塾生とそんなやり取りをしていて、ふと思ったことを今回は書いていきたいと思います。
私は学習塾の教室長ですので生徒や保護者の方によく受験の話をします。
具体的には志望校の選択の仕方、最近の合格点のボーダーライン、受験制度やその対策、入試問題の分析などです。
受験の専門家の側面を担っているので、当然といえば当然でしょう。
自分の学生時代を振り返ってみると、学校の先生や通っていた塾の先生も受験のことや偏差値についてかなり詳しく教えてくれました。
しかし、“その先”のことについて教えてもらったことはあまり記憶にありません。
・今の世の中はこうなっているんだよ。
・働く事はとっても幸せなことなんだよ。
・世の中には自分が思っている以上にいろいろな可能性に満ち溢れているんだよ。
よく「自分の夢を考えてそこから逆算して進路を決めなさい」と言われますよね。しかし実際には「やりたいことがよくわからない」という子は意外と多いです。
やりたいことがわからないことが決して悪いわけではありませんが、その気持ちの先には“先のことが不透明すぎる”がゆえに能動的ではなく、受動的に考えてしまっていることが問題ではないかと塾生に話をするようにもしています。
それ以外でいえば
・困難の乗り越え方
・人として大切なこと
・自分がさらに成長していくために必要な考え方
など、社会に出るとここに挙げきれないくらいたくさんの学びや大切なことがあります。
こういったことを教えることは塾としては領域外なことという見解が一般的だとは思いますし、私自身決して教えてくれなかったことに対してその先生に不満は一切ありません。
むしろ私の人生における重大な選択の力となって携わってくれた先生方には今でもとても感謝しています。
しかし社会人になってから上司にたくさんのことを教わってきた中で“教科書には載っていないこと”がとても多くあり、そのどれもが社会で生きていくうえで非常に大切なものばかりで、今思えば「学生のときに知りたかったこと」と思うことが多々あることに気づかされます。
もちろん学習塾ですので、「成績を上げること」は大前提です。
しかし「成績を上げる」以外にも大切なこと、例えば挨拶や言葉使い、周りの人を考えて行動することなども同じくらい大切だと私は考えます。
「塾だから自分の勉強に集中してさえすればいい」といっているような考え方をしていれば“確実に”足元をすくわれます。
学習塾の中でも私たちは“個別指導”です。一人ひとりに焦点を当ててより細かい指導ができることが強みです。
勉強はもちろん、それ以外の部分でもその子に合わせた話や対応をしてあげることがまだまだあると私は考えています。
成績を上げるという塾としての当たり前の使命はもちろんですが、それと同じくらい社会で生きていく力も子どもたちに伝えていければ、と強く思っています。
だからこそ私は目の前の点数や成績、そして受験だけではなく、その子の人生がより良いものとなるように、という想いでお子様をお預かりさせていただいています。
円座校に通う生徒全員に“一人の人間として”立派に成長してほしいと常々願っています。
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087-813-7507
担当 吉良校舎長
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