こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
前回のお話は「私が選んだことは全てが間違っている」と無意識に思っている人のお話でした。そのような人は「ほらやっぱり、魚の方がよかったじゃん。私っていつもこうなんだ。選ぶときにいつも間違えるんだ」と言うようなことを無意識に考えてしまいます。
さらに「そういえばあの時もこうだったな。あぁだったな・・。」などと自分の優柔不断さを責めてしまい、あろうことか何度も何度も思い出してはイヤな気分になる人が居ます。
この深層心理に何が起きているのか、それは「自分が選んだ方は全て間違っている」という思い込みが起きているという事です。このような状態の事を心理学では「認知の歪み」と言います。
例えば「きれいなお花」目の前にあるとしますよね。普通であれば「きれいだな・華やかだな」なんて思います。しかし花に対しての「認知の歪み」が起きている人の場合。例えばその人がアレルギー性の酷い花粉症を持っている場合、「花粉が飛んでいやだな」なんて言う風に思います。(花粉症の人全員が全員そうは思いません)
この様に「素直に感じればいいものに対して認知が歪んでいる」状態の事を「認知の歪み」と言います。
上記の「ほらやっぱり」に注目して頂きたいのですが、元々「私の選んだことは間違っている」という認知が歪んでいる人は、「答え合わせ」をするんですね。
自分に自信が無かったり、無価値感が強い人は「選ばなかった方の方が正しいんだ」という認識(認知の歪み)を持っています。ですので、自分の選んだ方が間違いであるという答え合わせをすることによって、認知が歪んだままになっています。少し複雑でしょうか?
と、まぁその程度で話が終わればまだいいのですが、もっと深い所まで感じてしまう人が居ます。無価値観がさらに強い人は「自分の生存価値」にまでつなげてしまうんですね。
次回に続きます。