こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
前回は優柔不断なAさんイメージシーンでした。では優柔不断なAさんの中に起きている心理とは、どのようなものがあるのか。
一つは「失敗したくない・後悔したくない」という深層心理ですね。人間は常に傷つきを恐れています。それが故に「不安・悩み」が尽きないのですが、このAさんにも同様の事が起きています。
日替わり定食の「肉or魚」に関しても、両方いいも悪いも無いですから、自分が好きな方を選べばいいのです。それにも関わらず、「肉を選んでしまって失敗したらどうしよう」という風に感じているわけです。
ただし、本人はそこまで言語化を出来ていません。これは感覚のお話ですので、言語化できないが故にモヤモヤしたりザワザワしたりするのです。
心理学とはその「モヤモヤ・ザワザワ」を言語化することによって問題を解決するための学問であります。
つまり、Aさんは「優柔不断である」という事までは自覚できていたとしても「失敗したくない・傷つきたくない」という事にまで気付いていません。
「なんかいつもすぐに決められないんだよなぁ」という事を思っていますし「こういう性格だから仕方ないよな」と思っているだけです。ですので、優柔不断であること自体をそこまで問題視していないという事です。
話を戻しますが、先程は「ランチにおいての肉か魚」のお話でしたが、この問題は差し迫った問題ではないことが分かると思います。
次回は優柔不断であることによって起きる弊害について一つご紹介します。
次回に続きます。