こんにちは、個別指導Wam香川 東山崎校です。
最近は陽が落ちるのも早く、朝晩の空気が冷たく感じられるようになってきましたね。
今日の東京の最高気温は17度と11月中旬並みだったそうですが、つい先日まで全国的に30度を超える暑さだったことを思えば、季節の移り変わりはほんの一瞬のようにも感じられます。
勉強に限らず「苦手なことは無理してやらずに、得意なことを伸ばせばいい」という意見があります。
教育においては、これまで子どもの個性を尊重する意味でそう言われてきましたが、実際のところはどうでしょうか。
特に中学までの義務教育後、高校・大学・職場において求められる人とはどんな人間なのかを考えてみる必要があります。
社会に出てどの分野でも求められる存在は大きくわけて「職人的な専門型」と「どのポジションでもこなせるマルチ型」の2つに分けられます。
前者は一つの事を極めるという意味でかなり突出した知識と技術、それを身に付けるための豊富な経験が必要です。
ただし求められる能力・技術はどんどん変化していきます。
例えばプロスポーツの世界では野球の大谷選手のように海外で活躍しようとすれば、野球の技術はもちろんチームの監督やスタッフ、外国人選手とのコミュニケーション能力も必要ですよね。
例えば久保建英選手。サッカー日本代表としてプレーし、現在は移籍先のスペインリーグで活躍している久保選手は、試合後のインタビューや地元テレビ局の番組で現地の人が違和感なく聞き取れるというスペイン語を披露しています。
世界で活躍するプロ選手ともなると、もはやサッカーに特化した「専門型」ではなく語学やコミュニケーション能力にも長けた「マルチ型」だといえます。
職業全般を通してみれば今後「AIに置き換えられる職業」についても話題になり始めてから久しいですが、今後も必要とされる人の基準は【社会や環境のあらゆる変化に対して柔軟に対応できるスキルを持っているかどうか】ではないでしょうか?
コロナ禍や災害、海外情勢などあらゆる要因で苦しい立場に置かれることがありますが、今やその熱が一気に下火となった「タピオカ店」も地元高松市内で閉店が相次ぐ中で、安定した経営を続けているところもあります。
だからこそ、子どもたちには「苦手なことは無理してやらずに、得意なことを伸ばせばいい」という言葉を掛けることが無責任のような気がしてなりません。
かく言う私自身も、未だに「苦手から逃げないように」自分に言い聞かせる事もありますが‥
あらゆる変化に対応できる力を付けるためには、あらゆる知識・技術を吸収して成長し、進化しなければいけません。
それをずっと先の未来で実感したとしても【今頑張っていることが必ず実る!】ということを、東山崎校とご家庭で、一緒になって大切なお子様へ伝え続けていきたいと考えています。
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