教室ブログ

2023.10.04

【反抗期のはなし#7】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

そして、親側の向き合い方ですが、結論「子供の目線に合わせて向き合う」という事をしましょう。目線を落とす、子供のレベルに落とす、という事ではありません。「合わせる」と言う感覚が大切です。

 

親子関係と言うのは「親が上」「子供が下」という構図がすでに出来上がってしまっています。事実、これは人間社会において仕方のない構図なのですが、よく考えてみて下さい。

 

人間関係に上や下があると思いますか?人類皆平等だ、同じ平地を歩いているんだ、と言いながら家族の中に上下関係がある。そのこと自体に矛盾があると、まずは学んでください。

 

「そうは言っても・・。」というお気持ちは重々承知しております。しかし、ここは感情的にならずそう言うモノとして、まずは読み進めてみて下さい。

 

親子関係に上下関係は無い。親も子供も同じ平地を歩いている感覚を身に付ける事が出来た時、初めて「反抗期」を抜ける事が出来ます。

 

子供は言いたいことを親に言う。もちろん権力争いではなく「僕は(私は)こう思う」という事を親に言います。

 

そして親は子供を下に見ない。同じ目線に立ち「この子は何が言いたいんだろう」という興味関心を持ち、その事を親が持っている考え方や価値観と比較・評価しない。

 

双方がそれぞれ膝を突き合わせて、「人間同士」として向き合ったとき、「反抗期」を乗り越える事が出来ます。

 

そして親は「子供を育てている」と同時に「子供に育ててもらっている」という感覚も大切にしましょう。人間とは子供であろうが大人であろうが日々成長をします。

 

子を持つ親と言うのは「学びとして必要だから子供を産んだ」とも同義だと思います。

その事を受け入れ、子供と向き合う心が、さらに子供の成長を促すこととなります。

イメージが伝わりますでしょうか?

 

「神事」とは「神が与えた人生に必要な試練」という事です。その試練は親にも子にも、その両方に与えられた試練だという事です。その試練の内容はもちろん違います。しかしその双方に「試練がある」と自覚し、その試練と向き合いましょう。

 

次回に続きます。

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