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2023.09.30

高校入試 理科・社会基礎講座第3回目を実施

皆さん、こんにちは。WAM隅の浜校です。

今日は、中3生対象の『高校入試 理科・社会基礎講座第3回』が行われました。11名の生徒が参加しました。

理科は、『生物の体とつくりの働き』と『電流とその利用』、社会は『江戸幕府の成立と鎖国~欧米の進出と日本の開国』の基本暗記事項を学習しました。『電流』は高校入試頻出単元です。生物、地学分野は暗記中心ですが、電流などの物理単元は計算問題も多くなってきます。ですが、中2の電流は特に苦手な人が多い単元です。今日、直前講座に参加した生徒の殆どが、悪戦苦闘していました。小学生の頃は、乾電池をつないで豆電球を光らせる実験などで、その豆電球が光る様子を実際に目で見ることもできましたが、中学になると、電流という目に見えない流れが現れ、想像しにくくなります。。仕組みを正しく理解することで問題が解けるようになり、公式を使うタイミングもわかってきます。やみくもに暗記するのではなく、全体像を把握して、流れの中で、各事項を暗記できるように、必要な背景知識などを、演習問題に入る前に解説を行いました。

社会の中で、江戸時代は、高校入試の頻出単元になります。しかし、聞きなれない歴史用語を覚えようとしても、なかなか覚えられるものではありません。そうかと言って、語呂合わせで覚えられるのかと言えば、それも100%の方法でもありません。では、どうするのか?一つの方法に、歴史用語を自分の言葉で説明してみる、現代版の用語に置き換えて、そのニュアンス、背景を掴んでから、暗記する方法がイメージしやすく頭に入りやすいでしょう。例えば、徳川吉宗が行った享保の改革では、上げ米の制、目安箱の設置、公事方御定書の制定が行われましたが、『上げ米』の米は当時の税金のことで、税金(米)を上納=幕府に納める、その代わりに参勤交代の江戸滞在期間を半分(半年)にしてお得感を与えた、目安箱というのは、当時の意見箱で、庶民の意見を政治に反映させる方法の一つ、公事方御定書の公事方は今で言うと法務部門(勝手方は財務経理部門)なので、公事方御定書は法律(主には刑法)のことと解説をした後に、生徒にも同じ解説を自分の頭に中でやってもらいました。こうすることで、暗記の定着を高めることが出来るのです。

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