教室ブログ
こんにちは、Wam隅の浜校です。先週の土曜日から、中3受験対策理科・社会講座を実施しています。今日１６日（土）は、その第２回目の授業で、１０名の中３生が参加して、理科、社会の要点整理と暗記事項の確認に取り組みました。新しく学習する単元に入る前に、先週習った単元の重要事項が暗記できているかどうか、『一問一答式』問題集を使用して、確認しました。前回よりも得点アップした生徒もいましたが、半分位の生徒は、今回も前回と同じくらいの正当数でした。暗記は、繰り返し行って、初めてその成果が表れます。間違えた問題の解答欄に正解を書き写しただけでは、学習（暗記）の成果はまず出ません。暗記をする際に大切なことは、必ず『思い出す』行為をすることです。一番してはいけないことは、正解を書き写して、『よし、これでわかった』と、そのまま放置することです。
『思い出す』行為を含んだ見直しや、再度解くという行動を起こさなければ、解けなかった問題は、１週間経てば、同じように解けないままになってしまいます。
『中３受験対策理科・社会講座』では、問題を解く単元のまとめを先ずよく読んで、できるだけ暗記をする⇒問題を解く⇒答え合わせをする⇒間違えた問題に関連する箇所の見直しをする⇒用語だけを暗記するのではなく、解答部分を含めた解説を自分で言えるようにするという方法で授業を進めています。歴史用語を覚える際は、用語そのものだけでなく、意味と時代背景も一緒に覚えたほうがよいでしょう。そのほうが頭に入りやすく、定着率も高いです。そして、必ず、その日のうちに（遅くても翌日）に再度、見直しをしてください、１週間後に、再度、同じ問題にチャレンジして、それでも正解できなかった問題は、ノートにまとめるなどして、すき間時間を利用して、とにかく徹底して暗記をしてください。１１月までに、重要事項の暗記をひととおり終えておくと、次の段階（入試を意識した横断的、複合的な問題演習）にスムーズに入っていくことができるでしょう。
