教室ブログ

2023.09.07

「弱点」に向き合う

三木校も今日でプレオープンからちょうど1週間が経ちました。

ありがたいことに小学生から高校生まで多くの問い合わせをいただいております。

 

 

 

授業の様子を見ていると

 

「あー分かった!」

「できた!!」

 

と理解できた喜びを表現する声が聞こえてきます。

 

 

 

 

面談時によく聞く勉強に関する悩みの一つに

 

「どう勉強していいのか分からない」

 

というものが挙げられます。

 

 

「やらないといけないことはわかっている」が「やり方が分からない」などの理由から実際に行動に移すことのできないという経験をされたことのある方は多いのではないでしょうか。

 

「やり方が分からない」ことが原因であれば

 

①現状の立ち位置はどこなのか

②目標達成のために何をするべきか

③どの程度の負荷をかけていくか

 

この3つを把握すればいいですが、これらを自分で分析できる人はなかなかいません。

 

当然学習していく上で、負荷をかけていかなければならないのですが、筋トレと同じで負荷の大きさやその掛け方というのは一様ではなく、その人に合わせたものでなければ逆効果になります。

スポーツジムで初めから大きな負荷を掛けすぎてしまうと怪我の元になったり、モチベーションが下がってしまうことがあるように、本来は持続・継続によって効果を生む学習も肉体的、精神的ストレスへと悪影響を及ぼすものでは困りますよね。

 

「勉強時間のわりに成果が出てこない」原因はここにあります。

 

更に言えば自分の弱点は自分自身では気付きにくいものです。

 

ジョハリの窓という言葉はご存じでしょうか。

 

ジョハリの窓とは自分と他人の認識のズレを理解する自己分析のために用いられるツールで、次の4つの区分に自己を理解するというものです。

 

  1. 自分も他人も知っている自分の性質(開放)
  2. 自分は気付いていないが他人は知っている性質(盲点
  3. 他人は知らないが自分は知っている性質(秘密
  4. 自分も他人も知らない性質(未知

 

この考え方は勉強に置き換えることができます。

 

【開放】の区分と【秘密】の区分は自分で分かっていることなので、テストの点数という結果だけを見ればある程度認識することが出来ますし、対策は容易です。

 

 

しかし厄介なのが【盲点】の区分です。

ここはテストの点数だけをみて判断できるものではありません。その子の性格や家庭環境、そしてテストの答案を冷静に分析して初めて分かることです。

 

つまり、「自分ではできている」と認識していても他者からみると「できているようには見えない」ことを受け入れることが成長、つまり成績アップのための第一歩です。

 

ただ闇雲に勉強するのではなく、面談を通してお子様の本当の弱点に向き合い、そしてともに解決へと歩んでいくことを大切にしております。

 

どんな些細なことでもかまいません。WAM三木校までお気軽にお問合せください。

 

 

 

 

 

P.S

自習ブースも積極的に活用してくれています。勉強をするには“環境”も大事ですよね。

 

 

 

 

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