こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
人には既に与えられているものが沢山あります。その事を「当たり前」だと思わない心、ありがたく大切だと思える心を育てる事が重要なのです。
戦後、モノが無い時代は「明日食べる物がある」だけでドラマがありました。高度成長期以降、自宅に扇風機やテレビが届いただけでドラマがありました。
その全てが「ありがたい」「当たり前じゃない」という感覚に満ち溢れていたと思います。
2023年現在、身の回りにたくさんの便利なツールがあり、それを享受させていただいているのが我々です。その全てに慣れてしまうと「あって当たり前」だと思いがちですが、そうではありません。
そして、親兄弟や友人、学校の先生がいる事も当たり前ではありません。すべてがあなたに与えられたものであり、ありがたいものだという事です。
そのことに気付く事が出来ると、ぞんざいに扱う事もしないでしょう。親に反抗をし暴言を吐く、友達と喧嘩をして傷つける、なんていう事もしなくなるはずです。
あなたの身の回りにあるモノは全て「特別」で「ありがたい」モノである。だから大切にしなければならないという「心」を育てる事。
現代の私たちに与えられた課題だと思います。人間は慣れる動物ですから当たり前だと思っている事柄に対して、それ自体の価値やありがたみを忘れてしまう生き物だという事です。忘れること自体は悪い事ではありません。
忘れてしまうという事を受け入れ、尚も思い出し考え直す事が出来るのが我々人間です。
濁った欲に従い、もっともっとを望む必要はありません。今に満足をし、健全な欲に従って、ワクワク楽しみながら人生を謳歌する。その難しい事をやる事に価値があります。
今回は、我々は既に与えられているというお話でした。参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。